サリー変化巻きを実践してみて分かってきたこと:「#福岡サリーおしゃれ会」

 

Posted on 26 Apr 2019 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

サリーは想像次第で様々に巻いて身に着けることができる無限の可能性を秘めていますが、伝統や布への敬意と機能性の高さは大切にしたいポイントです。写真はお気に入りのインスタグラマーさんのひとりで、1枚のサリーを様々なブラウスと合わせて持続可能なファッションを呼び掛けています。



5月12日(日)に初めての試みとして開催を予定している「福岡サリーおしゃれ会」。
現在もインドから日本へのトランジット中で第三国におり、仕事以外の用途でのネット接続を控えているので、積極的なPRができていない。

「福岡サリーおしゃれ会」開催日時が決定☆サリー仲間を絶賛募集中!

「The Sari Series」の巻き方を自分で実践してみたり、インスタグラマーたちのサリーおしゃれ着こなし術をいろいろと見ていたら、自分なりの原則が確立されつつあることに気づいた。

1つは、サリー本来の美しさや、長い歴史と伝統が紡ぐ威厳に敬意を払いつつ、現代の都市生活に自然に溶け込む、機能的でモダンな日常着として着こなしたい、というもの。
もう1つは、当然ながら素材によって同じ巻き方をしていても全く違ったシルエットになってしまうことがあるので、「この巻き方ならこの素材」などの研究が必要でありそうだ、というもの。

だから、どんな巻き方でもすればいいとはあまり思っておらず、上の原則を頭に入れた上での、「一瞬サリーに見えない」けど、基本の巻き方が示唆する布の美しい流れを存分にディスプレイする、「見る人が見たら惚れ惚れする」、さりげないおしゃれを追求したい。

その点では、わたしも含めた初心者には、基本の「Nivi Drape」を軸に、パッルーで変化を付ける着付け方が、どんな素材のサリーでも最も効果的かつ機能的で、美しく装えるような気がする。

実際、「The Sari Series」の動画を片っ端から観てみると、「サリーの巻き方って、こんな風にしてもいいんだ」と開眼する。
そうした基本をあくまで踏襲した、おしゃれ最前線のインド系インスタグラマーたちの自由な着こなしは、大いに刺激となり、また勇気付けられている。

このように原則に忠実でありつつ、いろいろなアイデアを見てみたいし、興味がある人たちとあれこれ意見交換をしたい。
そうした意味でも「The Sari Series」はわたしにとって最高の教科書だ。

様々な色や模様、織り、刺繍が織り成す1枚の布を身に着けることの、無限の可能性を、ぜひ「福岡サリーおしゃれ会」でともに語り合えたらと思う。

ちなみに本日、生まれて初めてサリーを巻いて国際線に搭乗してみる予定だ。
その写真付き体験レポートもぜひ投稿してみたい。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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