「クルフィー（Kulfi）」とは、誰もがシンプルに楽しめるインドのアイスクリームだ。
アイスクリームと言っても西洋風に生クリームを泡立てたふんわりしたものではなく、サフランで色付けし、砂糖やナッツ、ドライフルーツ、スパイスを加えたミルクを煮つめて冷やし固めた、中身のぎっしり詰まった贅沢なデザート。

このクルフィーを、コンデンスミルクを使って手軽に作るレシピが「NDTV Food」に掲載されていた。
ここ数日、乾季終盤の酷暑期中途によくある夕立がようやく到来し、ゆえに日中は蒸し暑いプネーでは、クルフィーのひんやりしたおいしさが恋しい。

How To Make Perfect Kulfi At Home - NDTV Food
 
コンデンスミルクで作るクルフィー

＜材料＞
コンデンスミルク：100 ml
サフラン（केसर）：3～4本（大さじ1程度の温めたミルクに浸しておく）
カルダモンパウダー：大さじ半分
高脂肪乳：500 ml
ピスタチオ（クラッシュ）：大さじ2

備考：出典ではクルフィー型に入れて固めること、となっているが、市販されているアイスキャンディー型や小さめのプリン容器などに入れてもいいと思う。

＜作り方＞
1. 厚底鍋を熱し、高脂肪乳を全量投入する。ふつふつと泡立ってきたら弱火にし、混ぜ続けながら10分間加熱する。
2. ミルクの分量が減ってきたらコンデンスミルクを加えてよく混ぜ合わせる。
3. 「2.」に浸しておいたサフランを加えてよく混ぜ合わせたら、カルダモンパウダーとピスタチオを加える。
4. お好みで（あれば）「3.」にローズウォーターやケウラ（केवड़ा）ウォーターを2～3滴入れて香りをつけてもよい。
5. 「4.」をしばらく置いて粗熱が取れたらお好みの容器に流し込み、冷凍庫に入れて4時間以上置いて冷やし固める。

出典のコメント欄に「砂糖は入らないのか」という読者による突っ込みコメントが複数あり、「砂糖はコンデンスミルクに含まれているから不要」とのNDTV側の返信があった。
個人的なアイデアだが、できあがったクルフィーを砂糖とチャートマサラで味付けしたヨーグルトなどと一緒に食べるとさらにおいしいような気がする。

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