今週末の4月13日(土)と4月14日(日)は、福岡および周辺在住のインド好きもそうでもない人たちも待ちに待った、「ナマステ福岡」が福岡市中心部の天神中央公園で開催される。
ナマステ福岡公式ブログ
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残念ながらわたしは今年、ボランティアとしてのお手伝いが叶わなかった。
しかし来年こそはまた馳せ参じたいと願っており、そういう気持ちで運営スタッフやボランティアたちが交わすメッセージを拝見しているだけでも、6,500キロメートル彼方にいながらにして、ワクワク感と緊張感が高まっている。
いよいよ本番が近づく中、熱い使命感あふれるスタッフたちによる、的確な指示や議論、提案が連日連夜、飛び交っており、週末はプネーの自宅より間違いなく大成功するであろうイベントのレポートを楽しみに見守りたい。
ただ昨日になって「ナマステ福岡のラスボス」、Yさんが、「どうやら日曜日の天候が雨になりそうだ」との懸念を伝えていた。
「Tenki.jp」で福岡の10日間予報を確認してみると、4月11日現在、微妙なところだ。
※4月11日現在の13日(土)と14日(日)の予報
もちろん「ナマステ福岡」は雨天決行だが、雨が降ってしまうと運営上さまざまな支障や難題が発生することは予想される。
そうした状況がなるべくイベントに影響しないよう、チームはトラブルシューティングを互いに提案し合い、万全の体制を築こうとしている。
雨が降らないよう、降ってもすぐに止むよう、願うばかりだ。
ただ、この記事をお読みになっているインド好きのあなたが、日曜日の「ナマステ福岡」へのお出かけを降雨の予報を見て躊躇されているのなら、「ぜひ予定通り出かけて欲しい」と声を大にして言いたい。
理由は、次の通りだ。
国土の大部分が乾燥した大地に覆われているインドでは、1年の大半を「乾季」、つまり1滴も雨の降らない日々が占めている。
つまり雨とは恵みそのものであり、わたしたちは雨が降ることを年中ずっと心から待望し、渇望し、そして降って来た雨を喜び、全身で受け止め歓迎するのである。
近年日本でも全国上映された「ダンガル(Dangal)」の父親役で記憶に新しいアミール・カーン(Amir Khan)主演の2001年作品、「Lagaan」の作中歌、「Ghanan Ghanan」のシーンが、一番よくこれを表現しているだろう。
「福岡のインド」に(もし)降る雨も、きっときっと、思いがけない幸運をもたらしてくれるものと信じている。
それに日曜日のプログラムも必見のもの、楽しいものが満載だ。
雨ぐらいで見逃すのは惜し過ぎる。
雨が降ってきたら上の「Ghanan Ghanan」をイメージして喜び、ぜひレインコートやレインシューズに身を包むか、インド人になりすまして傘も持たずにびしょ濡れになって(ただし風邪を引かないようにバスタオルなどはしっかり準備して)、毎年恒例の大トリ「ニラさんのボリウッドダンス」までとびっきり弾けて踊って欲しい。
そんな純粋で素敵なあなたには、インドの神様から特別な奇跡の贈り物があることだろう。
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