魅惑の「145 East」ガムチャ製サリー、その価格の理由

 

Posted on 29 Mar 2019 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

写真は「145 East」3月版新作カタログからです。記事の中にリンクを貼っていますので、ぜひご覧ください。



昨日、偶然出会ったコルカタの若いブランド、「145 East」。

ワクワクしかない!ガムチャでサリーを作って売るコルカタのブランド「145 East」

ガムチャと言う、一般には男性が腰巻きにしたり、頭や首に巻いたり、片方の肩にかけて汗や汚れを拭ったりして用いられるほか、日本での布巾のように、わが家を含めたインド全土の家庭では何枚も常備しているような、酷使されはしても特に顧みられることのない薄い布切れを、素敵なアパレル商品に生まれ変わらせているブランドだ。

ブランドへの問い合わせの結果、価格はサリー1枚で5,500ルピーと決して安くないので、自らの懐具合を考えるとすぐには手を出せずにいる。
その間、他にもガムチャ製サリーを作って売っているところがいろいろあることが分かった。
コルカタなどの西ベンガル州発のブランドである割合が高いのもおもしろい。

Instagram - #gamchasaree



 

中でも福岡の友人Aさんが教えてくださった、やはりコルカタを拠点にオリジナルのガムチャ製サリーのほか、手縫いの商品を製作・販売されている @sanjukta77(サンユクタ)さんの手掛ける作品が鮮やかでひときわ目立っている。

Instagram - Sanjukta77
 


※昨日Facebookにアップされていた @sanjukta77 さんのガムチャ製サリー新作


@sanjukta77 さんにもガムチャ製サリーの価格を問い合わせてみたら、1枚ずつ手縫いで、パッルーには手刺繡とタッセルをひとつずつ付けているため手間がかかることから、やはり定価6,500ルピーだった(ただし一度に10枚以上注文の場合は卸売価格で1枚5,800ルピー)。

一方、「145 East」からはカタログとブランド設立趣旨が送られてきた。

カタログ - 145 East Lookbook_March 2019(Google Driveリンク)

ブランド設立趣旨 - 145 East Brand Note Mobile Version(Google Driveリンク)

ガムチャ製サリーは巻末近く63ページからまとめて掲載されており、まさに垂涎のラインナップだ。
そのほかにもジャケット類やワンピース、スリーピース(トップスとボトムス、スカートの3点セット)に魅力の高い商品が並ぶ。

そして設立趣旨と経営理念もとてもいい。
需要が減りつつあったガムチャの魅力にあくまでフォーカスし、職工たちに自信と誇りを取り戻してもらうと同時に、アパレルやアクセサリーなど消費者にとって魅力ある商品を企画したら、その製作をコルカタや西ベンガル州をはじめとする女性たちや経済的に不利な立場にある人々に任せることで自立を支援し、またその売り上げを慈善活動にも投じているようだ。
つまり、このブランドでの買い物はフェアトレードであり、消費者としても持続可能な社会を築く一員になれるということだ。
それならば、価格にも納得できる。

今後、いいことがあったり、仕事を特にがんばったりした時には、この「145 East」で、ぜひガムチャ製サリーを購入したいと思う。
まずは今年の自分への誕生日プレゼントを狙って、最新カタログが出る度に送ってくれるよう依頼している。

なお「145 East」では現在オンラインショップを準備中という。
また現在は商品購入時の代金支払いは銀行振り込みしか受け付けていないが、4月からはクレジットカードも使えるようになるようだ。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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