ネパールでインド紙幣の流通と使用、保有が全面禁止に

 

Posted on 23 Jan 2019 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh

ドルとユーロは引き続き使えるんだな。



ネパール国内でこれまで使えていたインドの紙幣のうち、2,000インドルピー札、500インドルピー札、および200インドルピー札の使用を禁止することを、同国中央銀行にあたるラストラ銀行(Rastra Bank)が20日、発表した。
「Kathmandu Post」ほか各紙が伝えている。

Nepal's central bank bans use of India's Rs 2,000, Rs 500, Rs 200 currency notes; move to affect tourists, tourism industry - First Post

この通達は昨年12月13日にネパール政府が発表した。
なお報道によると、上記インド紙幣の取引だけでなく、ネパール国民がこれら紙幣をインドや他国から持ち出し、ネパール国内で保有することも禁じられるという。
ただし100インドルピー以下の紙幣については、ネパール国内での取引や両替が認められている。

ただしこの措置が、2020年までに200万人の観光客誘致を目指しネパール政府が主導して掲げるキャンペーン、「Visit Nepal」に悪影響を及ぼすとして、旅行業者や企業法人から批判されている。

またインド人訪問者の大部分は陸路で国境を越えてネパール入りすることから、インドルピー札をドルやユーロに両替してからネパールに入るのは現実的ではない、という声も挙がっている。

同紙ではある調査の最新の数値として、年間ネパールを訪れるインド人旅行者およそ140万人のうち、120万人が陸路、16万人が空路を利用、インド人訪問者一人当たりのネパール国内滞在日数は平均5.8日、平均支出額は1万1,310ネパールルピーにのぼるとしている。

なお、インド政府が2016年11月に突然発表した旧500インドルピーと1,000インドルピーの紙幣廃止措置の導入時は、ネパールやブータンなど、インドの通貨が広く流通している近隣諸国にも大きな打撃を与えることになった。

ただしネパールのシャルマ・オリ首相は、インド通貨の使用・保有禁止はネパール国民にとっても負担になり得ると指摘、この問題についてインド側の政府高官と話し合う用意があると付け加えている。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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