しろねこさん作スピンオフ版バーフバリ漫画、「マヒシュマティは今日も晴天。」

 

Posted on 04 Jul 2018 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

漫画は国境を軽々と超えます。この冊子を手に取った時、シッダールタもまず「ゾウさんがカワイイ」と愛で、日本語をあまり読めませんが、ところどころ「クスッ」と笑っていました。



大阪から福岡へ帰ってきたら、可愛らしい王子たちとサトちゃんエレファンツが迎えてくれた。
しろねこさん作の漫画「マヒシュマティは今日も晴天。」だ。
かねてから、しろねこさんの漫画ファンであるわたしは、大興奮してページをめくった。


今回の漫画は日本で大人気のテルグ映画、「バーフバリ」二部作を題材としたスピンオフシリーズ。
本作と異なる点としては、登場人物たちひとりひとりが愛すべきキュートさであるところ、そして何と言っても「不遇の兄」、バラーラデーヴァが主役となっているところだろう。
40ページほどの分量ながら、特に「バーフバリ」を観たことがある人なら自然に「クスッ」と笑みがこぼれてしまうようなエピソードが満載だ。
元気がない時に開けば、いつでも誠実な努力を怠らない幸せなバラーラデーヴァに会えることだろう。

現在、この漫画は大人気のため品切れしており、しろねこさんのおかげでいち早く入手できた幸運を噛みしめている。
そして早くも、続きのスピンオフを見たくてたまらない。
個人的には、しろねこさんを知るきっかけとなった、「カッタッパさんと王様(そして兄上)の辺境漫遊ぶらり旅」の続き(詳細)がぜひ読みたい。


しろねこさんとの出会いは、今年の2月に漫画を見た「Scroll.in」記者による取材の申し込みを代行し、コミュニケーションのお手伝いをしたことがきっかけだった。


「Scroll.in」記者を魅了した漫画


この作品は、もともと映画「バーフバリ」プロデューサーのショーブ・ヤールラガッダ(@Shobu_)氏の目に留まり、それが「Scroll.in」記者の取材の引き金となった。
その後、先月東京と川崎に緊急来日したクマーラ・ヴァルマ役の俳優、スッバラージュ(@actorsubbaraju)さんもこの作品に注目、来日に先駆けてリツイートした上で、「返歌」までツイートしている。


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バーフバリ繋がりで出会う素敵な方々は、どなたも気さくな方ばかりだが、中でもしろねこさんは取材の申し込みにも快く応じてくださり、その後も温かな交流をさせていただいている。

できることならこの漫画を、広くインドのマヒーシュマティアンたちにも読んでもらいたく、しろねこさんが許してくださったら英訳作業にチャレンジしてみたい。





            



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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