ムンバイー・ローカル各車両に、顔認識ソフトウェア付きカメラを設置か
Posted on 23 Jan 2018 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh
時代の急速な流れを感じます。
ムンバイーに暮らし働く人々を南北に結び、「ムンバイー・ローカル(Mumbai Local)」して親しまれる列車を運行するセントラル・レイルウェイ(Central Railway)では、主に防犯を目的として乗客の顔認識ソフトウェアを搭載したカメラを、女性専用を中心としたムンバイ・ローカル列車の各車両に導入すると発表している。
「Indian Express」電子版が伝えた。
Cameras with face recognition technology on Central Railway rakes by December - Indian Express
セントラル・レイルウェイによれば、顔認識ソフトウェア搭載カメラは2018年末までに、各車両に6台ずつ設置するとしており、これを目的として計1万1,160台のカメラ調達を予定している。
この措置は、女性専用車両に男性がたびたび紛れ込んでいるという苦情への対応の一環として、「現行のカメラでは画像が粗く、常習犯を特定しにくい」(鉄道警察)と判断して講じられるもの。
現在、関係機関は調達元となる業者を選定中で、総コストとして27億6,000万ルピーを計上している。
さらに今年3月31日までに、ムンバイ・ローカル52駅に、上下双方向で少なくとも1対のエスカレーターを設置予定としており、徐々に設備の充実を図っていく。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
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