インド領空上でも機内Wi-Fiサービスとモバイル網接続が可能に

 

Posted on 22 Jan 2018 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh

技術が進歩したのかな。



本日は、プネー下町サラスバーグ(Saras Baug)にあるガナパティ寺院へ初詣に行った。
気ぜわしく家族の幸福や健康、自分の仕事のこと、そして現在インド一周バイク旅の途上にあり、遂にプネーに訪問されることになった写真家、三井さんの安全な旅路を願おうとしたら、心の中に「オイそこのおまえさん、その前に言うことはないのかい」という神様の声が。
あわわ、と慌て、「まずはいつもありがとうございます」と唱えて、はじめからやり直したのだった。

航空会社各社が続々と乗客への機内Wi-Fiサービスを提供する中、これまでインド領空上では防衛上の理由からとして接続が禁止されていた。
しかしこの不便がついに、解消される運びとなりそうだ。

インド電気通信規制庁(Telecom Regulatory Authority of India:以下TRAI)が今月18日、航行中の航空機内でも、条件付きではあるが旅客が携帯電話やインターネットを利用できるようにするとした勧告書を発行した。

Recommendations on In-Flight Connectivity (IFC)(PDFファイル)

要点としては、電子機器の機内Wi-Fiへの接続(In-Flight Connectivity:IFC)は、航空機をいったん機内モードに設定すること、また機上のモバイル網通信(Mobile Communication on Aircraft:MCA)は、航空機の高度が3,000メートルを超えてから初めて利用できることが挙げられている。

またTRAIでは、航空機がインドの領空上にある場合のIFCの規制要件は、インドの航空会社と外国の航空会社との間で差別を設けないとし、またMCAに用いる衛星通信は、必ずインドのゲートウェイを経由することを定めている。





      



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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