11月にインドで発売されたGoogleスマートフォン、「Pixel 2」を、せっかく清水の舞台から飛び降りるような気分で購入したので、いつものスマホよりも気合いを入れて使いこなすべく、主にアシスタントにしつこく話しかけて遊んでいる。
ところが「Pixel 2」を購入することを決めたメインの目的である同時通訳イヤフォン、「Pixel Buds」（$159）がまだインドで発売されていないことと、既に発売されているアメリカやイギリスでのレビューがイマイチなものが多いこともあり、価格の高さも手伝って現在は「Buds」の購入は保留中だ。

そんな折、先月「Black Friday」の特売があったアメリカの「Google Store」では、バーチャルリアリティーを手軽に体験できるヘッドセット「Daydream View」も安く（$99 → $79）なっていた（※Pixel Budsはセール対象外）。
もともと、日本では選択肢が狭すぎる「Pixel 2」専用ケースと、「Google Home Mini（こちらはBlack Fridayセールで$49 → $29）」の限定カラー「Coral」をアメリカの「Google Store」から購入しようと目論んでいたので、お得なこの機会に3点を購入、アメリカの大手転送サービス「Stackry」を利用して、現在一時帰国中の日本へ配達してもらっている。
ただしStackryから日本への送料は、DHLを利用すると60ドルくらいかかってしまった（Google Storeからは米国内送料無料）。
Stackry倉庫の出荷から商品の到着までに、最大8日間ほどかかるようだ。

アメリカの「Google Store」から買い物して日本に送ってもらう方法を物色 - ASKSiddhi

さて、「Daydream View」を購入したはいいが、よく考えたら我が家はゲームなどをプレーする習慣があまりない。
さしあたり、「Netflix」などの映画を観る目的に特化されてしまうのかな。
ヘッドセットを使うことで、「Pixel 2」にどんな用途の幅が広がるのか、届いてから研究するのが楽しみだ。

そんな折、「The Better India」を眺めていたら、たまたま少し古い以下の記事を見つけた。
「Google Earth」を使って、いつでもどこでもバーチャル世界旅行ができるようになっているというものだ。

Google Earth Just Made It Possible for You to Travel Anywhere Virtually. And It Has Something for India Too! - The Better India

これこそ、「Daydream View」をセットして、バーチャルツアー体験するのに格好の材料ではないか。

もちろん、タージマハルやガンガー、アンベール城、フマユーン廟、黄金寺院など、インドの名所旧跡の数々も訪れることができる。
空気の匂いを嗅ぎ、緊張しつつコミュニケーションし、その土地の料理を味わい、街並みや遺跡を前に圧倒され、風を感じる、という、旅行の持つ本来の魅力は決して取って代わられることはない、かけがえのない体験だが、バーチャル旅行はそんな「本番」へのリハーサルとして大いに役立つだろう。

個人的には「I'm feeling lucky」ボタンで「オズの魔法使い」になってみたい。