来年1月9日からの就航を予定している、タタ・グループが51%、シンガポール航空が49%の株式をそれぞれ保有する新航空会社、「Vistara(ヴィスタラ)」が22日、航空機客室内を初めてお披露目した。
NDTVほかメディアが報じた。
ヴィスタラは当初、エアバスA320-200を2機導入、400名を雇用し、ビジネスクラス16席と、プレミアム・エコノミー36席、エコノミー96席を用意、「クラブ・ヴィスタラ」と呼ばれるマイレージ・サービスの提供も行う、格安航空会社とは位置付けの異なる「フルサービス航空会社」となっている。
公開された客室内は、ビジネスクラスには最大7インチまでリクライニングでき、ヘッドレストが調整可能なほか、プレミアムエコノミーは4.5インチ、エコノミーは3.5インチまで、それぞれリクライニングでき、足元の空間に余裕を持たせ、革張りの座席を用意するなど、高級感ある仕様にまとまっているようだ。
さらにフライト予定時刻24時間前まで予約を受け付けているという機内食にもこだわり、6日ごとにメニューを変え、インドが誇る超一流ホテル、タージ・グループと提携した本格的な味はもちろん、乗客の健康に気を配った内容のものを提供すると約束している。
ヴィスタラはまず、デリーとムンバイ、アーメダバードとの間を結んで運航する予定となっている。
*Photo from Vistara website