ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相率いる「スワッチャ・バーラト(Swachh Bharat:クリーン・インディアの意)」運動に弾みをつける取り組みの一環として、インド政府は21日、観光業界とタイアップした新たなキャンペーンを展開することを発表した。
NDTVほかメディアが報じた。
「スワッチャ・バーラト、スワッチャ・スマラク(Swachh Bharat Swachh Smarak:スマラクとはモニュメントの意)」と名付けられた、このキャンペーンでは、観光地の清掃活動はもちろん、法外な価格で土産物などを押し売りする物売りなどの取り締まりを行ない、観光客の受けるストレスを軽減することを目標としている。
キャンペーンを主導するインド観光省では、治安の懸念のある地域の観光開発を敢えて進めることで、観光という平和の力による対テロ策を最終的な目標として掲げているとしている。
同省はまた、「エンド·ツー·エンドの「観光を起動することにより、特に客引きによって嫌がらせを受けてについては、外国人観光客が直面する懸念に対処する予定です。
インド政府では、特に海外からやってくる観光客を「お客様」とみなし、身の安全や観光地などでの嫌がらせを防止する対策を、本格的に取り入れていくよう取り組んでいくと宣言している。
*Photo from NDTV