プネに最強の「コワーキング職場」登場か?

 

Posted on 19 Jan 2017 23:00 in ASKSiddhi独断うまい店 by Yoko Deshmukh

まさに「最強フード・アベニュー」、ヴィマン・ナガルに現る。



ずっと家にこもっていたら精神衛生によくないと、プネに戻ってからはPCと自前のインターネット・ルーターを持参して、朝8時ごろからお気に入りのカフェをはしごして仕事をしている。

とはいえ朝8時前後に開店しているカフェと言えば、プネではパールシーの人たちが経営する昔ながらのイラニー・カフェ(Irani Cafe)や、サウスインディアン系のシェッティ・レストラン(Shetty Restaurants)ぐらいで、とても活気があるのだけど、落ち着いて作業に取り組むには、少し難がある。

わが家のあるカルヤニナガル周辺だと、コレガオン・パーク(Koregaon Park)のスターバックス・コーヒーとか、ヴィマン・ナガル(Viman Nagar)の「Symbiosis International School」前にある「Cafe Peter Donuts」は、どちらも朝7時ぐらいから営業しており、徒歩でも30分以内なので、必然的にこの2軒のいずれかに居座る頻度が高くなる。
ちなみにこの2軒とも、店内でフリーWi-Fiが利用できるが、あまり安定していないので、わたしは自前ルーターを利用する。

今日も「Cafe Peter Donuts」で朝から仕事していた。
長丁場を予想していたので、いつもは持参しないPCの充電ケーブルを準備していたまではよかったが、プラグ形状が日本式なのにうっかりアダプターを忘れてきてしまい、このカフェの電源差込口には入らないという事態に陥った。
夕方までみっちり仕事をする予定だったのに、これでは早晩、自宅に戻らなくてはいけない。

と、ふと思い出した。
昨日、「Cafe Peter Donuts」隣の隣にあるレストラン、「BOTECO」でランチしたときに、窓際カウンター席にずらりプラグ差込口が並んでいたのを、何気なく見ていた。
その記憶の中の差込口の形状が、わたしにぼんやりと何かを訴えていた。

さっそく仕事道具と荷物を一式かかえて「BOTECO」へ移動してみたら、なんと差込口がユニバーサル形状をしているではないか。
助かった、これで自宅に戻らずに仕事を続けられる。

なお隣の「Cafe Peter Donuts」のお客さんは比較的韓国人の方が多い(経営者が韓国人のため)のに対し、「BOTECO」は欧米人の割合が高いようだ。
目の前のインターナショナル・スクールに通う子供を迎えに来たとおぼしき大人が、ネットサーフィンしていたりする。

ASKSiddhi独断うまい店」は、店員さんが感じよいとか、居心地がよいとか、トイレがきれいとか、電源やネットがあるとか、店内からの眺めがよいとか、音楽がうるさくないとか、味とは別の要素も重要だ。
しかし「BOTECO」はフードもまあまあおいしく、メニューの種類こそ限られているもののブラジル料理などもあったりして、ちょっと他の店とは趣向が違っていておもしろい。
わたしはクロック・マダム(200ルピー)を注文したが、ハムやチーズの塩分が高すぎるのが気になった以外は、とても食べやすかった。

BOTECO(Zomatoリンク)
 


「BOTECO」のクロックムッシュ。

写真をクリックすると、「BOTECO」店内の様子を撮影したアルバムをご覧いただけます。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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