「Web Summit」2日目は、11時ごろゆっくり会場に到着した。
昨日と比較して、メトロの混み具合がかなりマシになっていて、ホッとした。
しかし、まさかのトランプ大統領選勝利の報せは、会場の雰囲気をどことなく落ち着かないものにしているように感じた。
その最たるものが、シリコンバレーのスタートアップ投資企業「500 Startups」の設立者デイヴ・マックルーア(Dave McClure)氏が怒りを隠さず、会場に向かって「てめえら立ち上がれ、嘘つきトランプに好きにさせるんじゃねえ!俺たちが状況を変えるんだ!」と怒号を放つと、2万人収容のスタジアムの半分以上を埋めた聴衆は立ち上がって賛同した。
トランプ大統領の誕生は、世界のイノベーションの源泉、シリコンバレーをやはりかき回しているようで、このような記事も見つけた。
Trumpの勝利でシリコンバレーの投資家たちは頭がおかしくなっている(カリフォルニアの分離独立を主張!) | TechCrunch Japan
そうした動揺と混乱の中、午後1時半過ぎには、遠隔からニューヨークのナスダック証券取引所のオープニング・ベルを鳴らすWeb Summit恒例の儀式を目撃、パディ・コスグレイヴ(Paddy Conclave、Web Summit)CEOが「少しは気分を盛り上げましょう」などとコメントして笑いを誘った。
会場隅で少し仕事をしたりして、のんびり過ごしていたら、Web Summitカメラクルーにインタビューを受けて、来場の目的や意見について少し聞かれた。
よい宣伝になるかと張り切って答えたけど、カットされなければいいな。

帰りにお気に入りのレストラン、パステラリア・スイッサにて、
念願のチキンスープ「カンジャ」。
中の具がショートパスタじゃなくてライスだったのが残念。

バカリャウと千切りポテトの卵とじ。