Web Summit Lisbon:トランプ大統領誕生に動揺が隠せない会場、ナスダック市場のオープニング・ベルなど

 

Posted on 09 Nov 2016 23:30 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh

この看板が暗示するように、むしろ「シリコンバレーじゃなくてよかった」なんて時代が来るかも。



Web Summit」2日目は、11時ごろゆっくり会場に到着した。
昨日と比較して、メトロの混み具合がかなりマシになっていて、ホッとした。

しかし、まさかのトランプ大統領選勝利の報せは、会場の雰囲気をどことなく落ち着かないものにしているように感じた。
その最たるものが、シリコンバレーのスタートアップ投資企業「500 Startups」の設立者デイヴ・マックルーア(Dave McClure)氏が怒りを隠さず、会場に向かって「てめえら立ち上がれ、嘘つきトランプに好きにさせるんじゃねえ!俺たちが状況を変えるんだ!」と怒号を放つと、2万人収容のスタジアムの半分以上を埋めた聴衆は立ち上がって賛同した。
 


トランプ大統領の誕生は、世界のイノベーションの源泉、シリコンバレーをやはりかき回しているようで、このような記事も見つけた。

Trumpの勝利でシリコンバレーの投資家たちは頭がおかしくなっている(カリフォルニアの分離独立を主張!) | TechCrunch Japan

そうした動揺と混乱の中、午後1時半過ぎには、遠隔からニューヨークのナスダック証券取引所のオープニング・ベルを鳴らすWeb Summit恒例の儀式を目撃、パディ・コスグレイヴ(Paddy Conclave、Web Summit)CEOが「少しは気分を盛り上げましょう」などとコメントして笑いを誘った。
 


会場隅で少し仕事をしたりして、のんびり過ごしていたら、Web Summitカメラクルーにインタビューを受けて、来場の目的や意見について少し聞かれた。
よい宣伝になるかと張り切って答えたけど、カットされなければいいな。
 


帰りにお気に入りのレストラン、パステラリア・スイッサにて、
念願のチキンスープ「カンジャ」。
中の具がショートパスタじゃなくてライスだったのが残念。
 


バカリャウと千切りポテトの卵とじ。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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