ムンバイ国際空港に到着すると、いよいよ「トイレはこの先、自宅に着くまでなかなか行けないぞ」という覚悟とともに、機内のトイレか、空港内の出入国管理手続きをする前のゾーンにあるトイレを利用しておく。
改めて考えると、清潔できれいなトイレが要所要所にある日本においては、お出かけするストレスがだいぶ軽くなるというものだ。

なお、ムンバイ国際空港からの出発時、プネとムンバイは、距離にしてわずか180キロほど、しかもハイウェイで結ばれているので、通常であれば車で所要時間2〜3時間ぐらいのはずなのだが、現状ではハイウェイを降りてから空港に至るまでの十数キロほどを、ムンバイ市街を通過するルートを避けられず、読めない渋滞状況を警戒して、念を入れて遅くともチェックイン時刻の6時間前までには自宅を出発している。

幸い、これまで一度だけ、絶体絶命のピンチかというほどの、にっちもさっちも行かない渋滞に引っかかり、ギリギリセーフで空港着（しかも、インドにホームステイに来てくれていたHちゃんの帰りのフライト）したことがあったものの、たいてい、かかってもせいぜい4〜5時間ほどで、かなり早めに空港に到着することになる。

しかし、チェックイン時刻までまだ間があり、見送りの人が一緒のときなど、さっさと空港ビル内に入ってしまうことができないような場合は、ビル外に新しくできたバーガーキング（Burger King）やスナックショップなどでコーヒー等を飲みながらしばらく過ごすことになる。
プネからの長旅で、さすがにトイレに行きたいなと思い、空港ビル向かいの駐車場にあるトイレを利用すると、空港ビル内とは雲泥の差のある、恐ろしい汚さに遭遇することになったりする。

そんなトイレの悩みを漠然と抱えていた本日、ちょうど日本から遊びに来てくれる友人を迎えに、少し早めに到着ゲートに着いたわたしたちは、ゲートすぐ前の駐車場施設下のスペースで24時間営業しているスタバに入り、時間をつぶしていた。
そう、そのスタバのトイレは、割ときれいで、ここなら安心して使える（だろう）※。

※トイレのコンディションは日によって異なるので、希望の清潔さではないことがあります。