タイ出国時、ホッチキス留めの出入国カードにご注意
Posted on 25 Jul 2016 23:00 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh
セロテープで留めて応急処置をしてみましたが、確実な手段として結局は切り替え申請をしました。
最近、SNSを眺めていたときにたまたま出会って、おもしろくて夢中で読んでしまったブログがある。
カータンBLOG あたし・主婦の頭の中
特にフライトアテンダントさん時代の体験談や、旅行に関するエピソードは、「本当にありそう!」、「やってしまいそう!」というものばかり。
コミカルなタッチの絵も好きで、Kindleで電子本までダウンロードしてしまった。
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「カータンBLOG」の最近の投稿の中に、「破損したパスポートは無効となり、出入国できないことがある」という記事があって、まさにそうした体験をしたことがあるので記しておきたい。
タイを訪問すると、入国時に出入国カードに記入するが、これを係官がパスポートの1ページにホッチキス留めする。
出国時には係官がこれを剥がして回収するのだが、これがいつか乱暴に剥がされてしまったようで、ページがけっこう大きく破れてしまった。
確かその後も、何度か日本とインドを往復していたはずなのだが、ある時、福岡空港でシンガポール航空のチェックインをした際、グランドホステスさんが「この破損具合だと、出入国に影響があるかもしれない」とおっしゃり、ひとまず福岡の出国係官に問い合わせてくれたところ、「このパスポートで日本出国は許可するが、渡航先の国に入国できなくとも、福岡の出入国管理局は一切責任を負うものではない」という念書に署名させられ、どうにか出国できた。
インドに到着してみると、なぜかその時だけは入国係官に「このページはどうしたのだ」と突っ込まれ、タイ訪問の際の顛末を説明したところ、「今回は仕方がないが、なるべくすみやかにパスポートを切り替え申請するように」と言われてしまった。
まだ、そのパスポートの有効期限は残り4年以上もあり、もったいなかったが、ただちにムンバイ総領事館で手続きを進めた。
これを教訓に、その次にタイを訪問した際には、出国手続きに進む列に並んでいる間に、出入国カードを留めたホッチキスを自分で外しおいてから、係官に渡すようにした。
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Yoko Deshmukh
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インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
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