英国王夫妻、バンガロールのリゾートにお忍びで滞在

 

Posted on 01 Nov 2024 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

庶民の知らないインドもあるよ、ってか。



バンガロールの高級ウェルネスリゾート、「Soukya international Holistic Health Centre」に先月27日、チャールズ英国王とカミラ妃がお忍びで訪れ、同30日まで3日間にわたって滞在し、アンチエイジング・コース(rejuvenation session)のトリートメントを受けていたことが分かった。
即位後初のそろっての訪印となった。

Wellness retreat that King Charles and Queen Camilla visited in Bengaluru to soon expand to Portugal



 

同リゾート運営責任者のひとり、Issac Mathai氏は、数年前から英王室のコンサルタントを務める。
同氏によれば、(より王室メンバーが利用しやすくするよう)ポルトガルへの拠点拡大を予定している。

前立腺がんと診断され治療を受けていたチャールズ国王は、抗がん剤治療を終え、医療チームの助言を受けて、アンチエイジング、解毒、免疫系強化などの効果を目指すトリートメントを受けた。

チャールズ国王にとっては同センターは今回が2度目の訪問だが、夫人はこれまで9回、滞在している。

チャールズ国王は、健康への多面的なアプローチ、有機農業、環境への負担の少ない慣行に個人的な関心を持っていることで知られている。

センターで夫妻は、敷地内で有機栽培されるマリカ・マンゴーやココナッツ・ウォーター、ザクロジュース、マンゴージュースの他に、イドリ、ドーサ、オーガニック・スープなどを好んで食べたという。
なおシーズン中、マリカ・マンゴーは毎年、ロンドンのバッキンガム宮殿に届けられている。

情報筋によると、夫妻の日課は朝のヨガから始まり、朝食、昼食前のアンチエイジング・セラピーへと続く。
夕食前は瞑想、午後9時には就寝する。

夫妻は敷地内にあるオーガニック・ガーデンや薬草ガーデンを散歩するのを好み、訪問を記念してジャカランダの苗木を植えた。
前回2019年の訪問時には、キンコウボク(Champaca)の苗木を植えていた。

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Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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