道路運輸および高速道路担当大臣ニティン・ガドカリ（Nitin Gadkari）氏が、新車の購入を検討する人が、有効な頭金証書（Certificate of Deposit）を提示する条件で、乗用車および商用車メーカーが古い車を廃棄する代わりに車両の代金を割り引くことに合意した。

Buying A New Car? Nitin Gadkari Shares How To Get A Discount

この発表は、大臣が議長を務めたインド自動車工業会（Society of Indian Automobile Manufacturers Association、SIAM）との会合の場で発表された。

ガドカリ氏はこれにより、自動車業界が「循環型経済を形成する一環として、よりクリーンで安全、かつ効率の高い車両を流通する」と述べた。
具体的には、古い車を廃車にして新しい車を購入する買い手に、1.5～3.5％の割引を提供する見込み。

廃車政策によって、大臣はインドを南アジアの廃車拠点にし、国内の雇用創出の場にしたい。
「循環型経済は、同時に国内で雇用を生み出す契機になる」とガドカリ氏は述べた。

廃車政策は2022年4月1日に発効した。
この政策に基づき、政府は全国の州および連邦直轄地（UT）で、古い車両を廃車してから新車を購入する場合、道路税を最大25％還付するとしている。
古い車両は汚染の原因となるため、段階的に乗用禁止にすることが想定されている。

本日最も読まれている記事
1 インドで人気の日本アニメは、このタイトル Posted on 15 Jun 2023
2 購入後半年で故障したフォッシルのスマートウォッチを巡る、意外な顛末 Posted on 16 Sep 2019
3 日本人と顔立ちがよく似た「セブン・シスターズ」北東部の女性、人種差別に立ち上がる Posted on 18 Mar 2017
4 アスファルトも溶ける！？猛暑のグジャラート州で人を飲み込む道路 Posted on 26 May 2016
5 インディラ・ガーンディー国際空港ターミナル3の様子、機内食、その他あれこれ：写真編 Posted on 13 Oct 2018

本日の練習