プネーで2回目のメンタルクリニック訪問

 

Posted on 05 Jul 2022 21:00 in うつとわたし、そしてインド by Yoko Deshmukh

他者の力を借りながら心の病気に向き合うことの難しさを、改めて実感しています。



インドと深く関わるようになって、今年で早くも20年を迎える。
それは、インド移住の少し前に訪れた、うつとの戦いの歴史とほぼリンクしている。

このシリーズは、今まさに「顕在性うつ状態」で「全般的不安障害」という診断を受けて、微量ながら毎晩服用の薬を処方され心の病気と闘っているわたしが、不定期だが覚悟を持ってつづっている。
日によって気分の浮き沈みがあるため、つづれない日もあると思うし、その分量も変化するし時間軸も前後し、また、後日もろもろ加筆修正することも大いにあり得る。
いつも通りの「インドよもやま話」に戻る日もあると思うが、このシリーズは、いずれきちんとした形でまとめる予定である。

*****

本日のセッションは45分間ということで、前の人の時間が押していたことなどもあり、最初からカンカンとゴングが鳴ってる感じがして、なんとなく遠慮してしまい、あまり自分のことは話せなかった。
これは、福岡のメンタルクリニックでも同じで、時計を気にする先生に遠慮してしまっていたのだった。

ただ、「How are you today?」という質問に対して、この数日の睡眠障害と、特に朝起きてすぐの不安発作について話したら、予定していたセッション内容を変更して、不安発作への対処法について宿題をもらった。

それは、不安発作が起きるたびに、次のことを書き留めるというものだ。
一、いつ(何月何日何時ごろ)
二、その時の状況
三、その時の身体症状(動悸や呼吸の状態、心拍数、手足の冷たさなど)
四、その時考えたこと
五、その時の気分(怒り、悲しみなどを、「Feelings Wheel」を用いてできるだけ具体的に)
六、どのくらい続いたか
七、どうしたら気分がよくなったか



(クリックで拡大)
 

ただ、臨床心理士の先生はグイグイ来るタイプで、こちらが言い出しにくいことをやや性急に取り上げて、割と決めつけにかかるところがあるかなと少し思ってしまって、ちょっとまた落ち込んでいる。

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本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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