アスファルトも溶ける!?猛暑のグジャラート州で人を飲み込む道路

 

Posted on 26 May 2016 23:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

先週末、回ってきた驚愕のビデオです。



*Image from NDTV

インド北部では連日の猛暑で最高気温が記録的な上昇を続けており、デリーでは51度を叩き出すなど想像を絶する暑さとなっている。

そんな中でグジャラート州では、なんと暑さのあまり表面が溶け出したのか、まるで人を飲み込むかのような道路が出現して人々の恐怖をさらっている。

Caught On Camera: A Dangerous, Melting Road In Gujarat

動画を見ると、道路の表面が溶けて靴底に瞬間的に接着し、転びそうになったり、実際に転んだりしている人が続出しているようだ。
特に車道の真ん中で意図せず立ち往生している人たちは、本当に危ない。

ウィキペディアによればアスファルトの溶解温度は摂氏140~150度ということで、酷暑により表面温度がそれだけの温度にまで熱せられたのだと考えることもできそうだが、それよりもインドの道路舗装にはより溶解点の低いタールが多く使われているため、道路が溶けたような状態はおそらくこのタールが引き起こしているのだろう。

センセーショナルな動画だが、まさにじりじり焼けるような暑さが伝わってくるようだ。
わたしはここ数年、酷暑期になると日本に「避暑」する生活を続けているので、なんとなく申し訳ないような気持ちになってくる。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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