ユニコーン系スタートアップが優秀な技術系人材を求め争奪戦
Posted on 09 Dec 2021 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh
写真はIITに次ぐ難関NIT(National Institute of Technologies)パトナ校の裏を走るガンジス川ほとりで早朝のヨガをする人々です。
インドで注目を集めるスタートアップ企業が、名門工科大学の来年度新卒者を求めて列をなしている、という話題を、「Economic Times」電子版で見つけた。
Startups with deep pockets are making a beeline for IITs
技術系スキルの高い人材はインドでも慢性的に不足しており、評価額が10億ドルを上回るユニコーン系企業にとっては特に死活問題と言っても過言ではない。
米ウォルマート(Walmart)傘下のオンライン小売業フリップカート(Flipkart)や教育工学系バイジュ(Byju's)などの、今や大手に成長した企業から、CarDekho、Razorpay、NoBrokerといった新興系ユニコーン、そしてインド、否、世界で最も高い才能を持つ人材を輩出するとされているインド工科大学(Indian Institute of Technologies、IIT)からのキャンパス採用を最大2~5倍に増やすことを目指しているIndusInsightsなどが熾烈な人材獲得合戦を繰り広げている。
特に需要が高い職種としては、ソフトウェア開発エンジニア、アソシエイトプロダクトマネージャや開発者、データアナリスト、AI/MLエンジニア、フロントエンド/バックエンドエンジニアなどで、フリップカートの最高人事責任者であるクリシュナ・ラガーヴァン(Krishna Raghavan)氏は「Economic Times」紙の取材に対し、今年のテクノロジー系採用件数は、IIT新卒者をはじめとして昨年の2倍になったと語った。
同社では昨年と同様、オリッサ州ブバネーシュワル、マッディヤ・プラデーシュ州インドール、テーランガーナー州ハイダラーバードなどの比較的新設のIITを含む、全IITでキャンパス採用を行っているという。
このほか、Grofers、Amazon、Zeta、Udaan、Cohesity、Unacademy、UpGradといった企業でも、技術者の採用のためIITでキャンパス説明会および面接会を実施している。
本日最も読まれている記事
1 購入後半年で故障したフォッシルのスマートウォッチを巡る、意外な顛末 Posted on 16 Sep 2019
2 IMF初のチーフエコノミストに就任したギータ・ゴピーナート氏のあれこれ Posted on 05 Oct 2018
3 「Konnichiwa Pune」での発表内容の録画版☆ Posted on 02 Dec 2021
4 日本人と顔立ちがよく似た「セブン・シスターズ」北東部の女性、人種差別に立ち上がる Posted on 18 Mar 2017
5 14日間の自主隔離生活で気づいたことを軽くメモ Posted on 20 Nov 2020
-----
なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。
=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※11月5日付けのメール、件名「日本における水際対策措置(インドからの入国者に対する指定施設での待機措置解除)」
11月8日(月)午前0時以降にインドから日本に入国する全ての方は、検疫所が確保する宿泊施設での3日間の待機及び入国後3日目の検査は求められません。なお、入国後14日間の自宅等での待機については変更ありません。
1 11月5日、日本政府は、新たな水際対策措置として、11月8日(月)午前0時以降にインドから日本に到着し、入国時の検査で陰性と判定された全ての方については、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)での3日間の待機及び入国後3日目の検査を求めないことを発表しました。11月7日(日)にインドを出発し、8日(月)に日本に到着する場合は、本件措置の対象となります。なお、入国後14日間の自宅等での待機については変更ありません。
ご参考:全ての入国者に共通の措置(厚生労働省ホームページ:水際対策に係る新たな措置について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
2 今回の待機措置解除に伴い、空港からの移動手段、入国後の待機場所、空港での海外在留邦人向けワクチン接種の予約を変更する必要がある方は、御注意ください。
なお、海外在留邦人向けワクチン接種の予約をしている方で、予約を変更またはキャンセルされる方は、予約日の前日まで以下の特設予約サイト上で変更またはキャンセルすることができます。体調不良等で接種当日にキャンセルされる場合は、コールセンターへ御連絡ください。
【特設予約サイトURL】
https://mar.s-kantan.jp/mofa-v-u/
※予約の変更またはキャンセルの入力方法については、次のURLをご参照ください。
https://mar.s-kantan.jp/help/reserve-CVDGIM/faq-r.htm#A3_4
【海外在留邦人向けワクチン接種事業に関するお問い合わせ先(コールセンター)】
電話 ○日本国内からかける場合:03-6633-3237(有料)
○海外からかける場合:(+81)50-5806-2587(有料)
もしくはSkype上でmofa-vaccine-QA@asiahs.com(無料)
(日本語:月曜~日曜8時~20時(日本時間)、英語:月曜~金曜9時~18時(日本時間))
メールアドレス:mofa-vaccine-QA@asiahs.com
【問い合わせ先】
在ムンバイ日本国総領事館・領事班
電話(91-22)2351-7101
メール ryoji@by.mofa.go.jp
=== 転載終わり ==
本日の練習
About the author
|
|
Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
|
User Comments