ゴアでしか味わえないゴア産ラム、誕生
Posted on 17 Feb 2021 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh
大好きなゴアに次に行った時、ぜひ試してみたいです。
ゴアで、マハーラーシュトラ州産サトウキビを原料とした、自家製のクラフトラムを造っている人がいるという話題を、「The Hindu」が伝えていた。
These craft rum makers are creating a buzz in Goa
カストゥーリ・バネルジー(Kasturi Banerjee)さんは、16年もの外資系銀行でのキャリアをあっさり捨てて脱サラし、ゴアを拠点とする「スティルディスティリング・スピリッツ(Stilldistilling Spirits)」社を創業、今年「マカ・ザイ(Maka Zai、コンカニ語で「欲しい」)」という名のインド産ラムを発表した。
元勤務先の銀行はムンバイーにあり、接待を含めてよくバーやパブ、レストランなどを利用するうち、ホスピタリティ業界への関心が高まったというカストゥーリさん。
当初はバーテンダー育成講座を受講したり、ウイスキーの試飲会を開催したりしたが、「次第に自分だけの蒸留酒を作りたいと思うようになった」ことが、この世界に足を踏み入れるきっかけとなった。
そこで、飲料に関する教育やトレーニング、コンサルティング業を運営する「Tulleeho」に相談し、壮大な計画を前進させることになった。
インドの飲料市場で目まぐるしく変化するトレンドを目の当たりにしてきた、「Tulleeho」創業者でありCEOのヴィクラム・アチャンタ(Vikram Achanta)氏は、「インドでウイスキーやジンなどのクラフト蒸留酒市場は急成長している。ラムは次の大きな波になる可能性は十分にある」とし、カストゥーリさんに必要な助言や機会を提供することで、夢を後押しすることを約束した。
ラムは主に熱帯で好まれる蒸留酒で、主なブランドとして中央アメリカのサカパ(Zacapa、グアテマラ)、ベネズエラのディプロマティコ(Diplomático)、フィリピンのドンパパ(Don Papa)などがシェアを占めている。
「Persistence Market Research」社によると、インドを含む南アジア地域は世界最大のラム消費地の1つとして認識されている。
カストゥーリさんは、次のように付け加える。
「インドは世界2位の砂糖生産大国であり、原料に困ることはない。これまで120種類を超えるサトウキビで少量のクラフトラムを試験蒸留してきた中で、最終的に絞り込んだサトウキビの上質な糖蜜を木樽で成熟する蒸留酒に行き着いた」。
うち「バーテンダー・エディション(Bartender's Edition)」と名付けられたマカ・ザイのホワイトラム(1本475 mlで1,000ルピー)は、「仕事上の付き合いで飲酒する人たちに受け入れられやすいさっぱりとした味に仕上がっている」とカストゥーリさん。
マハーラーシュトラ州の多雨地帯、パンチガンガ(Panchganga)川流域で栽培されている、甘みの強いサトウキビを使い、生育地の赤土を想起させる、フローラルでスパイシー、ハーブのような芳香が特徴という。
「トリビュート・エディション(Tribute Edition)」と呼ばれる重厚な味わいが特徴のゴールドラム(同1,300ルピー)もある。
ゴアの海岸に産卵にやってくるヒメウミガメ(Olive Ridley)をあしらったボトルへのこだわりにも、自身も一度は足を踏み入れた、ミクソロジストとしての美学を反映している。
ネックを持ってもボトムを持っても注ぎやすく、バーテンダーに喜ばれている。
現在はゴア全域のバーやレストランなどへの流通を目指して生産に取り組んでいる。
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なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。
=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※1月28日付けのメール、件名「全日空(ANA)による成田ムンバイ間の臨時便運航」
【ポイント】
●全日空(ANA)では、インド航空当局の許可を取得することを前提に、インド政府が設定したエア・バブルに基づく便として、2月27日、3月13日、3月27日に成田発ムンバイ行、2月28日、3月14日、3月28日にムンバイ発成田行の臨時便を運航することとなりました。
●ANAによれば、同便の予約受付・販売は既に開始しているとのことです。
●こちらの便は航空会社のウェブサイトでの予約受付・航空券購入が可能です。
●なお、日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討される場合は、インドにおける感染状況を踏まえ、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。また、インド政府の外国人の入国に関するガイドラインに御留意願います。
在留邦人の皆様へ
全日空(ANA)による成田ムンバイ間の臨時便(2月,3月便)が運航されることになりましたところ,お知らせします。なお、本件照会については、ANAお問い合わせ先までご連絡願います。
1 全日空(ANA)では、インド航空当局の許可を取得することを前提に、インド政府が設定したエア・バブル(新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策としてインド政府が実施している国際定期旅客航空便の飛来禁止措置の例外措置)に基づく便として、2月27日、3月13日、3月27に成田発ムンバイ行、2月28日、3月14日、3月28日にムンバイ発成田行の臨時便を運航することとなりました。
2 ANAによれば、同便の予約受付・販売は既に開始しているとのことです。なお、空席状況確認や航空券の予約・購入方法等はANAウェブサイトをご確認ください。詳しくは、ANAにお問い合わせください。
(ANAウェブサイト)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/
(ANAお問い合わせ先)
ANAムンバイ支店予約担当:bomrsvn@ana.co.jp(営業時間<インド時間>:9:00-18:00)
※英語/日本語での受付となります。
※上記の臨時運航便以外についてのお問い合わせ先は以下の通りです。
電話: (インド国内)000800-100-9274 ※24時間対応 ※通話無料
(インド国外)+81-3-4332-6868 ※24時間対応 ※有料
3 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、インド政府よりインド到着旅客に関する情報の提出が義務付けられています。ANAによれば、インドへの航空券を予約・購入された方は、出発の48時間前までに、必ずANAムンバイ支店予約担当に渡航に際し必要な情報の連絡が必要となるため、以下のANAからのお知らせを必ずご確認ください、とのことです。
(ANAからのお知らせ:各地域への入国条件変更/インドへ渡航のお客様へ)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice200501/#immigration
4 日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討されている邦人の皆様におかれては、インドにおける感染状況を踏まえ、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。
(新型コロナウイルス感染症に関する皆様へのお願い:当館ホームページ)
https://www.in.emb-japan.go.jp/PDF/20200929_Coronavirus_j.pdf
また、以下のインド内務省入国管理局ホームページに、現在入国できる査証カテゴリーや査証取得手続き、事前の自己申告フォーム等の提出、入国後の自主隔離等、外国人の入国に関するインド政府のガイドラインが掲載されていますので御留意願います。
(インド内務省入国管理局ホームページ該当部分)
https://boi.gov.in/content/advisory-travel-and-visa-restrictions-related-covid-19-1
(各種情報が入手できるサイト)
インド政府広報局ホームページ
https://pib.gov.in/indexd.aspx
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
在日インド大使館ホームページ
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/index_jp.html
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
=== 転載終わり ==
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Yoko Deshmukh
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インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
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