ある日、突如としてインスタグラムに出現した広告に引っ掛かり、ブラウジングと言う名のストーキングを何度となく実施、そしてディワリの時に何の気なしに、「これ欲しいけど、バーゲンプライスとはいえすっごく高いな~。たまにはプレゼントしてくれてもいいぞ」とシッダールタに囁いたところ、本当に買ってくれた。
しかも年末年始の休暇を過ごすため昨日、福岡に到着した彼のスーツケースの中から、魔法のように出てきたではないか。
このコットン・レーヨン混紡のドレスは、わたしも今まで聞いたこともなかった「OLIO」というブランドのものだ。
「OLIO」公式ウェブサイト
※「We ship worldwide!」とのことだけど、日本にも届けてくれるのかな。
注文をしてからプネーの自宅に届くまでに、3週間以上かかったようだ。
まさか注文が入ってから縫製ということもないだろが、商品を手に取り、つぶさに見たところ、予想よりもしっかりと厚みがあり、かすかに発光するコットンレーヨンの生地には、チャコペンシルの跡がついていたりして手作り感が心憎く、とても気に入った。
公式ウェブサイトにあるブランド誕生話によると、幾何学好きな2人の女性、Aashna SinghさんとSneha Saksenaさんが意気投合して2015年に立ち上げたブランドで、叩き売りの既製服やファストファッションであふれる巷を横目に、インド国内での製造にこだわり、季節や流行を取り入れつつ遊び心にあふれた服を提案する、温かみのあるブランドを理想としている。
「OLIO」Instagram
「OLIO」Facebook
デリーの「ラド・サライ(Lado Sarai)」というところにブティック実店舗があるようだ。
ラド・サライの位置
土地勘がないのでまったく見当がつかないが、ゴルフ場があることから金持ちがたくさん住んでいるエリアなのだろう。
よく見たらメトロのサケット(Saket)駅の一帯のようで、先日参加させていただいた「ナマステ福岡」ミーティングの折に、代表をしているダルメンドラ・クマール(Dharmendra Kumar)さんが2月11日の開催を発表した「こんにちはデリー(Konnichiwa Delhi)」の開催地、「The Garden of Five Senses」からも行けない距離ではない。
ラド・サライから「The Garden of Five Senses」への経路
しかし、わたしなどにとってはとにかく値段が高いので、何かすごい仕事をやり遂げた時とか、とびきりいいことがあった時とかの、「ハレ」の機会にのみ清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入したくなりそうだ。
「OLIO」に関しては公式の「Blog」ページが特に素敵だと思う。
Flickr風のおしゃれなレイアウトに、モデルさん、一般の人、アーティストなど、年齢も立場も様々な人々が「OLIO」の服を着用し、ストーリーを語っているのがいい。
OLIO公式「Blog」ページ
イメージをすばやく掴みたい場合は、インスタグラムの「#OLIOBlog」もよい。
Instagram - OLIO Blog
ちなみに、ディワリごろに気づいた「END OF SEASON」セール、まだやってる。
上は通常のチョリ(ブラウス)のようなのに、下にはガウチョパンツみたいのを着用し、短め(3.25メートル)のサリーを巻くというスタイルの提案に、「ネオ」を感じる。
.jpg)
こちらはもっと砕けて、綿シャツと綿パンツに3メートルのコットンサリーを巻くスタイル(しかもセール中...やばい欲しい)。
.jpg)
シッダールタが買ってくれたラップドレスに合わせようかと、まんまと狙ってる服

もちろん、わたしはセール中のものしか眼中にないのだが、それでも4,000ルピー超がほとんどだ。
あなたなら、どうする。
オマケとしてついてきたフックピアス。
サクランボ型に切り抜いたフェルト生地に無数のスパンコールが縫い付けてある。
.jpg)
本日最も読まれた記事
1 来年4月開催の「ナマステ福岡(Namaste Fukuoka)2019」ではボランティアを絶賛募集中! 17 Dec 2018
2 プネーで見逃した「パッドマン」、日本全国上映を機に鑑賞 13 Dec 2018
3 ポルトガル鉄道のインターネット事前切符予約 26 Oct 2016
4 意外に低かった?世界の大学ランキング200校中のIITの位置は 09 Jun 2017
5 SDL Trados Studioが再インストールできない大問題が発生したすべての人へ 13 Sep 2017