ツイッター(Twitter)上で、次のようなハッシュタグをどなたかが作られ、盛り上がっていた。
#自分を作り上げたインド映画4選
インド映画をこれまであまり観てこなかったわたしだが、思い出の映画という点では次の4点が特に印象に残っている。
初めてインドの地を踏んだころ、当然ながらわたしは今よりずっと多く外出していたので、街中のいろいろなお店や旅行中のバス車内(運転手が寝ないように映画や音楽を常時大音量でかけている)、ハイウェイレストランなどでかかっている音楽が、日本では耳馴染みのない、非常に特徴的なチューンであるなと感じていた。
ただし、いずれの楽曲も似たように聴こえてしまい、なかなか区別がつかなかった。
そうした中でも再生頻度が高かったか、「よく聴くアレ」的なリズムを満載していたかで、印象に残っていたのが、次のサントラだ。
Kabhi Khushi Kabhie Gham Full Audio Songs | Jukebox
非常に情緒的な冒頭曲に加え、ポップな「You Are My Sonia」、そしてアミターブ・バッチャンその人によるコミカルな「Say "Shava Shava"」など、ヒンディー語が分かる人にとっては「あまり意味のない歌詞」ということで評判がよくないものの、わたしはドハマりした。
旅の土産に音楽でもと入ったCD店でも、このサントラが再生されていたので、カセットを購入した。
日本に帰国してからは、MDに録音して繰り返し聴いていた。
だからわたしにとって、このサントラは初めてのインド訪問時の鮮烈な記憶と、憧れの気持ちを蘇らせてくれるものだ。
その数年後に、まさかインドに移住することになるなどとは想像もしていなかった、あの頃の記憶だ。
肝心の映画は後年、テレビで放送されていたのを視聴した。
シャールク・カーンやアミターブ・バッチャンなどの豪華俳優陣がずらりと勢ぞろいする、壮大な家族ドラマだったようだが、残念ながら内容をよく憶えていない。
Kabhi Khushi Kabhie Gham (Wikipedia)
懐かしい音楽に浸った後は、もう1つの耳寄り情報を。
先日の晩、出張でひさしぶりにプネーへ1ヶ月限定で戻ってきた友人と、「Phoenix Marketcity」内の「Indigo Delicatessen」で食事した。
Indigo Delicatessen
シーザーサラダ(チキン)もポークチョップもボリューム満点、肉肉してて美味だった。
このため3品目に注文した「ミートボール入りのスパゲッティ」を食べきれず、キッチンのない部屋に泊まる友人に持ち帰ってもらった。
食事のすばらしさはもちろんのこと、平日は終日ハッピーアワーで、Kingfisher Premiumパイント2本分の価格400ルピーで、4パイント瓶をもらえた。
おまけに店員さんがとても親切で、最初Kingfisher Premiumパイント(各200ルピー)を1本ずつ注文したわたしたちに、「ほぼ同じ価格(425ルピー)でパッケージにして4本お出ししますよ」とちゃんと教えてくれたのだ。
結局、わたしたちは1パイントずつしか飲めなかったので、残りは1本ずつ開けずに持ち帰った。
ちなみにKingfisher Premiumパイント瓶1本のMRP(市価)は100ルピーなので、この店はほぼ店頭での販売価格でビールを提供してくれていることになる。
ワインもグラス225ルピーからと比較的リーズナブルで、おいしい食事とお酒を楽しみたい人にオススメだ。