ムンバイーの「タタ・サンズ」本社ビルに豪華な犬舎

 

Posted on 31 Jul 2018 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

日本の大企業でも、保護犬が暮らせる犬舎を社屋に併設すればいいのにな。



余暇に何をしている時が最も至福かと言えば、Netflixでドラマや映画を観ることのほか、読書をしたり、ピアノを弾いたり、下手だけど絵を描いたりするほか、犬や猫をはじめとする動物と触れ合うことが大好きだ。
できたらプネーのボランティアに登録して、路上で保護された犬や猫の世話をしたいと真剣に考えている。

そんなわたしにとって、この話題はとても心に響くものだった。
インド最大の財閥系複合企業、タタ(Tata)の本社ビルに、犬たちのための特別なサロンが新たに設けられたという話題だ。
「NDTV」電子版が伝えた。

Stray Dogs Get A Special Room At Tata Group's Renovated Bombay House - NDTV

「ボンベイ・ハウス(Bombay House)」と呼ばれる、タタ・グループ(Tata Group)のグローバル本社ビル。
築94年の歴史を持ち、最近大規模な改修工事を終えたばかりの、この建物に、新たに設けられたスペースがある。
それは、デラックスな「犬舎」だ。

犬舎の犬たちは、ムンバイーに拠点を置く野良動物保護を目的とするNGO団体、「Save Our Strays」が管理している。
「フードや水を充実させ、シェルターや遊び場として機能させている」同NGO。

壁が明るい黄色でペイントされた、一面には犬たちの愛らしいイラストが埋める、清潔な室内には、常時少なくとも5~6頭の犬たちがくつろいでいる。
動物好きには心躍る光景だろう。



 

ボンベイ・ハウスが近所にあったら、間違いなくボランティアとして日参してしまいそうだ。
ちなみにグループを率いるタタ一族は、犬を神聖視するパールスィー教徒だ。
参照:オールカラーでわかりやすい! 世界の宗教: 信仰の歴史といまがわかる!(P. 193)ほか





          



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments