サリーの巻き方はひとつじゃない、もっとサリーを楽しもう

 

Posted on 01 May 2018 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

大変遅まきながら、いまさら気づきました。



本日の「The Better India」を眺めていたら、サリー愛にあふれた、偶然にもわが街プネーに住む若い女性を紹介した記事を見つけた。

Nine Yards of Self: One Woman’s Crusade to Bring Back the Draping Culture in India

現代、都会の若いインド女性は、普段着としてサリーを着ることはめったになくなり、着方も分からない人が多い。
ニキータ(Nikaytaa)さんも、かつてはそんな女性の一人だった。

現在は都市部を中心に、特別な機会にした着ないという人が多くなったサリーだが、本来はインド全土で実用着、日用着として親しまれてきたものだ。
そこで「14日間サリーを着続ける」ということを自らへの挑戦と課し、基本の巻き方を習得したニキータさんは、サリーのことを深く知るにつれ、もっと自由な発想でサリーを楽しめるはずだという結論に至り、インドや北米を中心としたワークショップを開催している。

上記「The Better India」に掲載された写真はもちろん、インスタグラム(Instagram)アカウントにも、ご本人はもちろん、思い思いの巻き方で自分らしく奔放にサリーを楽しむ男女の写真があふれていて、とても好感が持てる。

ニキータさんのインスタグラム

ニキータさんのサリー愛あふれる記事

この記事を目にしたとき、真っ先に頭に浮かんだのは、チェンナイにお住まいで、いつもインドに関して有益かつ興味深い情報を発信されている @chitrini さんだ。

@chitrini さん(Akemi Y. Purushothamさん)

@chitrini さんからは1カ月ほど前、ペチコートを使わなくても着崩れせず、場合によっては洋服風にも着こなすことができるサリーの巻き方83選を教えていただいて、開眼したところだった。

How-to Drape Films

この動画や、ニキータさんの写真を見ていても、サリーを着るにはペチコートもいらないし、ブラウスも様々な素材の好きなトップスを合わせてもまったく差し支えないことがよく分かる。
布の長さに応じてサルエルパンツ風からショートスカート風まで、実に自由に楽しめそうだ。

現在、福岡に滞在中だが、2着ほどいただきものの上質のサリーを持ってきているので、さっそく試してみたい。





      



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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