※マハーラーシュトラ州でもバッターを買ってきて発酵させ、
蒸し器にかけて家庭でも気軽にイドゥリを作ります。
昨日3月30日は「国際イドゥリ・デー(World Idli Day)」だったようだ。
初めて「スティームドライスブレッド」、つまりイドゥリを食べた時の衝撃を忘れることはできない。
横浜の「インド家庭料理ラニ」シェフ、ハリオムさんのイドゥリについての記事
自然発酵した、ほどよい酸味のあるおいしいイドゥリは優しい味で、新鮮なココナッツチャトニや、熱々のサンバル・スープと一緒に食べると、「ソウルフード」という言葉がぴったりだ。
そんなイドゥリの起源については、「南インド以外説」など諸説あるようだ。
※「世界イドゥリ・デー」関連記事
World Idli Day: Here’s How Twitterati Are Celebrating And It Will Make You Hungry
Idli: Story behind one of India's most popular dishes
記事によると、3月30日を「世界イドゥリ・デー」にしようと発案し、働きかけたのは、「イドゥリ王」としてチェンナイでその名を知らぬものはいないとされるイニヤヴァン(Iniyavan)さんと、タミル・ナードゥ州ケータリング従業員組合理事のラジャマニ・アイヤル(Rajamani Iyer)さんという。
とはいえ国際機関に認定されたりしているものではなくて、南インドを中心に「そういう日にしよう!」と盛り上がり、それがインド中に広まっているという話のようだ。
またイドゥリの「生誕の地」は、インド国内でもタミル・ナードゥ州説とカルナータカ州説に二分されているようだが、「かつてインドネシアを治めたヒンドゥー王の料理家」説や、交易のために南アジア地域を盛んに行き来していたアラブ商人が考案した説も浮上している(チェンナイのタージ・コロマンデル・ホテル(Taj Coromandel Hotel)料理長、スージャン・ムケルジー(Sujan Mukherjee)氏談)
「世界イドゥリ・デー」に合わせて、30日のTwitterでは「モーメント」が作成されていた。