ゴアへ行ったらぜひ乗車したい、アショーク・レイランド製の電気バス

 

Posted on 03 Feb 2018 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh

日本企業はこのような分野に、まだ及び腰なのかな。



わたしは、自分はどん底の無知だと自覚している、劣等感の大きな塊だ。
定期的に、はっきりとした原因がなくても、言いようのない虚しさが全身を包み込んでしまって、落ち込んでどうしようもなくなることがある。
「もっと違った人生を歩めたかもしれない」とか、「なりたい自分になれていない」とかいうことは、しょっちゅう考えていて、気づいたらため息ばかり、食欲もなくなる。

しかしインドで暮らしていると、そのように考えてしまう自分に往復ビンタを食らわせる出来事や光景が、日々飛び込んでくる。
その度に、さらに自己嫌悪に陥り、ネガティブループにはまる繰り返しだ。
すべての原因は自分の中にあることを承知しているのに、そこからなかなか脱出できなくて辛くなる。

この世の中には、さまざまなフィールドで、決してあきらめずに信念に向かって進む、本当に立派な人がいる。
そのような立派な人間にはなれないと思うけど、わたしは今、進むべき道を修正すべきところに、もしかしたら来ているのかもしれない。

今月、気晴らしにゴアにでも行こうかなと思っていたところで、パナジでも大気汚染の原因となる排ガスを発生させない、環境に配慮したバスの運行が始まったようだ。
「The Better India」が伝えた。

Go Goa Green: State’s First Zero-Emission Electric Bus Hits the Road! - The Better India

ゴア州のカダムバ輸送公社(Kadamba Transport Corporation Limited)は、アショーク・レイランド(Ashok Layland)製の完全電気バス100台を購入、州都パナジを中心に運行すると発表した。

バスは31~39人乗り、4時間でフル充電が完了、最高時速70キロ、一度の充電で250キロメートルを走行できるとしている。
運賃は通常のバスと同じ。

ゴア州ではこのほか、昨年2月から、生ゴミから発生するバイオガスで走るバスの運行も試験的に実施している。

電気バスを開発したアショーク・レイランドは、同様のバスをタミル・ナードゥ州やラジャスターン州にも納車している。

話は逸れるが、カダムバ・バスターミナルと言えば、かつて初インド旅行の際、バナナシェイクを購入し、はしゃいで飲もうとしたところで派手に転び、見事に中身をぶちまけてしまった思い出の場所だ(あの時お掃除してくださった方もうしわけありません)。
わたしのこれまでの人生、誰かに意地悪をされたり、騙されたり、陥れられたりした経験はほとんどなく、だいたい自分で転んで自分で立ち上がり、人には迷惑をかけてしまう、ひとり相撲の繰り返しなのである。





          



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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