カルナータカ州営バス、ペットとの乗車を許可:インド鉄道でも
Posted on 02 Feb 2018 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh
どちらの選択肢がいいのかは、ペットに尋ねてみることができないと分からないな。
マハーラーシュトラ州アコラのシッダールタ実家では、かつてプネーに住んでいた日本人一家が飼っていて、事情により日本に連れ帰れなくなってしまったというコッカースパニエルのジャッキーくんを引き取り、一緒に暮らしてもう4年ほどになる。
時折、わたしが日本に一時帰国中で留守にしていると、シッダールタ父母(アイーババ)やシッダールタ妹一家が、プネーに出てくる。
さて、空港のないアコラからマハーラーシュトラ州を横断し、陸路600キロ余りをプネーまで出てくるとき、ジャッキーくんは大人4人(※アイーババはリウマチなど持病の関係で長時間狭い車内に座っていられないため、足を伸ばして眠れる寝台列車でプネーにやってくる)に挟まれたぎゅうぎゅうの車(シッダールタ妹の夫ラームさんが運転するタタ・インディカ)に詰め込まれ、延々10時間のドライブに付き合うことを強いられる。
帰りも同様だ。
想像するだけで、ちょっとかわいそう。
大型になってしまうかもしれないが、ケージなどに入れて列車などで旅することはできないのかな、と調べてみたら、インド鉄道では一応、「ACファーストクラス」および「ファーストクラス」では、諸条件(ペットのサイズに応じてコンパートメント2または4席ごと予約するなど)を満たせばペットとの旅を認めているようだ。
How do I travel with my pet in indian railway? - Quora
なお本日付の「Times of India」記事で、カルナータカ州営バス(Karnataka State Transport Corporation:KSRTC)では全インドに先がけて、諸条件を満たしたペット同伴の旅行を認めると報じていた。
Buy a ticket, take your pet aboard KSRTC bus - The Times of India
さて、わが家は狭小な古い1BHK(ベッドルーム1部屋、ホール、キッチン)の団地の1室だ。
今や立派な体格に成長した姪たち2人を含めて、この部屋に大人7人と中型犬1頭が、最低でも1~2週間、共同生活をすることになる。
かつてはわたしも、この中への参加を求められていたものだが、近年は無理せず、丁重に遠慮させていただいている(つまりわたしの留守中を条件としてプネーに出てきてもらうようにしている)。
わたしにとって、この距離感覚の相違は、十数年のインド家族との付き合いの中でも、とうとう慣れることができないでいる要素のひとつだ。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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