理想の自家発電モデルを設置し、莫大なCO2削減を達成したムンバイーの団地

 

Posted on 12 Jan 2018 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

この試みを全インドのモデルにしなければなりません。



ムンバイーに、屋根上に大型ソーラーパネルを設置し、電力需要の7割以上を自前の太陽光発電でカバーしている団地がある。
「Hindustan Times」電子版が伝えた。

Sunny side up: Residents of Mumbai housing society install city’s largest solar panel

ムンバイー北部バーンダプ(Bhandup)に建つ団地546戸の住民およそ2,000人は、アパート20棟の屋根上に取り付けられた636枚、広さにしておよそ2,300平米に設置されたソーラーパネルが発電する200キロワットの電力で、通路から駐車場、共用エリア、上水ポンプやモーター、エレベーターを含む、生活電力の7割以上をまかなっている。

この試みにより年間29.2キロワット、電気代にして360万ルピーもの節約を実現、同時に毎年309.5トンもの二酸化炭素排出量の削減を達成している。

ソーラーパネルなどの太陽光発電設備の設置費用1,000万ルピーは、住民共同のローンを組んだが、政府からの助成金360万ルピーの差引額は、今後1.5年以内に返済できる見込みとしてる。

インド中の住宅や団地で、この例を取り入れていくべきだろう。





          



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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