インド鉄道、ムンバイーの郊外線でトイレ利用客からフィードバックを回収
Posted on 22 Nov 2017 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh
フィードバックを集めるだけに終わらないよう、利用者もきれいに使うよう心掛けるようなきっかけ作りになればよいな。
何を隠そう、インド鉄道を利用する旅のなかで、わたしが最も苦手とするのはトイレである。
もともと国内外を問わず、公衆トイレ全般が苦手なのであるが、インド鉄道は駅でも列車内も、床が水浸しになっていたり、異臭がしたりするだけでなく、前の利用者の「痕跡」が残っていたり、しまいには蚊が大量発生していたりと、トイレ環境が劣悪である。
そう思っているのはわたしだけではないようだ。
インド鉄道は、ウェスタン・レイルウェイ（Western Railway）管轄内にあるムンバイーの通勤客の足とも言える郊外線（Suburban Railway）17駅に設置されたトイレを対象に、利用客がその状態をすぐにフィードバックできるような仕組みを導入した。
「The Times of India」電子版が伝えた。
Western Railway launches technology-based feedback system for public toilets at 17 stations - The Times of India
対象駅の利用者は、トイレ壁面に貼付されたQRコードをスマートフォンのカメラでスキャンするだけで、直ちにその状態についてフィードバックを送信することができる。
リンク先の記事では、実際の貼り紙サンプルを見ることができる。
この試みは、19日の「世界トイレデー（World Toilet Day）」を契機に導入された。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子（Yoko Deshmukh）が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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