先日、プネーで翻訳や通訳など日本語関連の事業を展開する「Japan Mitra」という会社を経営されていて、シッダールタもわたしも何かとお世話になっているシュリカント・アトレ(Shrikant Atre)さんという方が、会社の14周年を機会とする晩ご飯に誘ってくださった。
Vishnuji Ki Rasoi(विष्णुजी की रसोई)という、前世紀の古き良きインドの、活気ある街の食堂を再現したような、テーマパーク的な店だ。
行ってみて初めて知ったのだが、マハーラーシュトラ州でも内陸地方、シッダールタ実家のあるアコラなどが位置するヴィダルバー(Vidarbha)地方の料理を提供する店だ。
家庭の味を再現したヴィダルバー地域の料理を、川べりに特設された広々とした会場で楽しむことができる。
特にこの季節、夕方になれば涼しい風も心地よく吹いてくる。
個人的にはわたしにとっての「ソウルフード」、トマトスープと、カンダ・パコダ(玉ねぎの衣つきフライ)、タリピート(थालीपीठ)、そしてフルケ(直火で仕上げる油の少ないチャパティ)が、とてもおいしかった。
朝食も出しているようだ。
プネーではなかなかありつけないアルー・ボンダ(आलू बोंडा)もあるようで、興奮した。
いつかぜひ朝、訪れてみたい。
ド派手な看板。
「熱々のアルー・ボンダあります」の看板。
残念ながら夜は出していなかった。
ベル。
「ちょっと辛くしてください」と言ったら結構本気の辛さが来た。
でもコクがあって美味。
焼きたてのおいしいフルケ。
「食べられるだけ取りなさい。食べ物を無駄にするべからず。」