マハーラシュトラ州デヴェンドラ・ファドナヴィス(Devendra Fadnavis)州首相は22日、ナヴィ・ムンバイ地区で長らく計画されていたまま前進していなかった、新国際空港「ナヴィ・ムンバイ国際空港(Navi Mumbai International Airport、仮称)」が、2019年までに完成・開業するだろうと発表した。
12月22日付ナブバーラト紙その他メディアが報じた。
「環境関連の許可がすべて下り次第着工し、2019年までの開業を目指す」ファドナヴィス州首相はツイッター上でこのように発言した。
新国際空港建設用地として、想定面積1160ヘクタールのうち、すでに592ヘクタールが取得されている。
早ければ来年1月までに、建設に必要な審査をすべて通過することを目指している。
州首相によれば、段階的な開業が想定されているナヴィ・ムンバイ国際空港が開業すれば、フェーズ1だけで年間1000万人、最終フェーズまで開業することで年間6000万人の利用者数を見込んでいる。
今年、新ターミナルが開業した既存のチャトラパティ・シヴァージー国際空港(Chhatrapati Shivaji International Airport)でも、年間4000万人規模の利用者を受け入れられるよう、規模の拡大が計画されている。
ナヴィ・ムンバイ地区は、近郊のデカン高原上にある人口600万人の学際・工業都市、プネからのアクセスも良好なため、プロジェクト実現に向け、大いに期待が高まる。