IITカンプール校の学生、年収よりやりがいを選ぶ

 

Posted on 05 Dec 2014 13:26 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

「IIT」というパスポートは生涯有効ですので、ある意味で賢い選択だと言えます。



インドが誇り、世界最難関とされることもあるインド工科大学カンプール校(Indian Institute of Technology Kanpur:IIT-Kanpur)で優秀な成績を修める4名の学生が、世界的な超有名企業各社からの1000万ルピー規模の内定を却下し、給与は安いがより研究に没頭できるキャリアを選択したことが、周囲を驚かせている。
プレス・トラスト・オブ・インディアが報じた。
 
今月3日に多国籍企業が4名の採用を決めた時、提示された給与水準は年収15万ドル、福利厚生や賞与などを含めるとルピーにして1000万ルピーを超えるものだった。
 
しかし大学関係者が明かしたところによると、仕事内容が自らの気質と合致していないと判断した4名はこの内定を却下し、年収500万ルピー程度の、より小さな会社からの内定を受けることに決めたという。
 
最も伝統あるIITのひとつであるIITカンプール校では12月1日より12月24日までの期間、就職活動を解禁しており、世界に名だたる大企業が優秀な学生を求めて押し寄せている。
ある学生はすでに年収1500万ルピーの内定を受けている。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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