見える時も、見えない時も、気になったら声をかけてみようかな

 

Posted on 06 Mar 2017 23:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

「見える」とは物理的なものだけでなく、現代ではネット上で発信している人やことも含まれますよね。でも実際には「見えない」人やことのほうがまだ圧倒的に多いことをつい忘れがちな自分がいます。



息つく間も惜しいような日々が続いていて、いろいろなことに忙殺されるばかりでいると、ふと手を止めたときに、もっと気にかけておきたい人やことが、突然脳裏に大きく映し出されてきて、どっきりすることがある。

わたしはメンタル面があまり強くないので、なかなか自分から声をかけたり、行動を起こしたりということができない。
だからこそ、相手にもそういうところがあるかもしれないと想像し、思い出した時、思い出した人に、メールでもメッセージでも、必ず一言、連絡しようと今日、決めた。
返事がなくても構わない、ただ気にかけていることが伝われば、少しでも何かの役に立てるきっかけがつかめるかもしれない。

ところで映画「Lion」の原作を見つけた。

A Long Way Home(Saroo Brierly著、Amazon.in)
25年目の「ただいま」(舩山 むつみ訳、Amazon.co.jp)

日本で未公開の映画の一場面の描写なので、あまり詳しくは語らないが、人は明らかに困っている人が目の前にいても、手を差し伸べないことが日常的にある。
わたしも、その常習者である。
それは言ってみれば動物的な「状況観察」の本能でもあるかもしれず、何より、できること、できないこともあるだろう。

でも、「できる」場面ではなるべく「やろう」。
目の前の人はもちろん、ふだん見えない人も、頭をよぎったら、それは「見えた」ってことだから。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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