2004年2月22日の記事から:ザーキル・フサインさんとシヴクマール・シャルマーさん来プネー記録

 

Posted on 16 Feb 2017 23:00 in アーカイブ特集 by Yoko Deshmukh

このころ、「Zakir Hussain」さんの発音を訊ねると「ザーキル・フサイン」(わたしの超カタカナ発音のせい)ではなくて「ザーキル・セン」だよ、と修正されたため、ASKSiddhiでは各所で「ザキール・セン」さんになってしまっています。



※ちなみにこの写真は2014年コンサート時のもの

「Zakir Hussain」さんの名前の発音は、ヒンディ語では「ज़ाकिर हुसैन」(Wikipediaより)となっているので、「ザーキル・フサイン※」のほうを使うことにする。
ただし「フ」は、聞こえるか聞こえないかの、ごく弱い発音となることには変わりない。
「Pandit Shivkumar Sharma」さんの発音は「पंडित शिवकुमार शर्मा」(Wikipediaより)なので、「パンディット・シヴクマール・シャルマー※」とする。

ところで先日、たまたま近くのレストランで会った知り合いと、昔のプネの話に花を咲かせていたのだが、その中でコレガオン・パーク(Koregaon Park、ところが実は最近になって、本当のマラーティー語の発音は「कोरेगाव पार्क」、つまり「コレガワ・パーク」であったことを知った)とカルヤーニー・ナガル(Kalyani Nagar、कल्याणी नगर)を繋ぐ橋が開通する前ってどうだったの、ということを聞かれた。
 


この橋​


わたしがプネーに住み始めたころには、この橋(「HH Aga Khan Bridge」というらしい)は、ほぼ完工していたのだが、そういえば正式開通前にもかかわらず、よく立ち入り禁止の土嚢を乗り越えて、対岸のコレガワ・パークまで渡っちゃってたな、だってバイクもオートリクシャーも、みんなそうしていたし、と懐かしく思い出した。
このザーキル・フサインさんとシヴクマール・シャルマーさんの競演ライブが開催された当時も、まだ橋は未開通だった。

サントゥール&タブラー・セッションライブ 2004年2月22日

すばらしい演奏を堪能した後、新しいプネーの息吹を夜風にいっぱい感じながら、また土嚢を乗り越えて対岸のカルヤーニー・ナガルへ帰ってきた日が、まるで昨日のことのようだ。
橋が開通してから、交通の流れが大きく変わり、コレガワ・パークとカルヤーニー・ナガルがぐっと近くなった。
同時に、かつて何もない村のようだった東部のハダプサル(हडपसर)が、一大ベッドタウンのように開発が進んでいった。

ザーキル・フサインさんは3年前にもプネーに来てくれた。

ザキールさんライブ(2014年01月19日)

※2月17日にご指摘を受けて修正。感謝。
※2月20日、ザーキル・フインさんに修正。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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