※Amazonビデオのトレイラーより
そういえばこの大晦日は福岡の実家で、紅白歌合戦を尻目に、「Amazonビデオ」でレンタルしたイルファン・カーン(Irfan Khan)さん主演の2013年映画、「めぐり逢わせのお弁当(The Lunch Box、Amazonビデオへのリンク)」を、暗くした暖かい部屋で母と一緒に鑑賞した。
この映画はシンガポール航空の機内で2回ほど、そしてプネで「Star Movie」か「HBO」で放送されていたときに1回、鑑賞したが、何度観てもイルファン・カーンさんの哀愁漂う姿にしびれる。
イラ役のニムラット・カウール(Nimrat Kaur)さんも可憐だが、わたしは階上から声だけ出演のデシュパンデさん(「おばさん」)がやけにお気に入りで、機内で観ていた時には何度もおばさんのセリフのところを再生して爆笑していた。
今回は初めて日本語の字幕つきで鑑賞した。
イルファン・カーンさんといえば、年末にNHK特番で4夜連続放送されていたミニドラマシリーズ「東京裁判」でのパル判事は、凄みのあるハマり役だった。
「めぐり逢わせのお弁当」では、まったく別テイストの渋い中年男性を演じているが、本当にこんな人が近所にいそうに感じられ、道を歩くオジさんを見る目が変わった。
母は、大都市ムンバイで150年前から大活躍する弁当配達人、ダッバー・ワラーたちについて初めて知り、とても驚いていた。
もしも、インドに少しでも関心があったり、来たことがあって、この作品をまだ観たことがなかったら、すごくおすすめしたい。
インドが懐かしくなっちゃうかも。
ASKSiddhi関連記事(ぐっとセクシーなカウールさん写真つき):
2015年BAFTA賞、「The Lunchbox」は受賞逃す(Posted on 11 Feb 2015)
ちなみに話を「東京裁判」に戻すと、NHKで放送されたエピソードは日本語吹き替えだったが、その放送直後にインドのメジャー各紙が、「Netflix」での放送を予告する報道をしている。
Irrfan Khan ends 2016 with mini-series Tokyo Trials on Netflix - Indian Express
「IMDb」にレビューも出ているから、もしかすると、もうインドでも観られるようになっているかも。
Tokyo Trialレビュー(IMDb)
うちのテレビにも「Netflix」がプリインストールされているので、仕事が落ち着いたら1カ月無料お試しにサインアップしてチェックしてみようっと。