わたしをよく知る人は驚くかもしれないが、この栗、わたしはおいしく食べることができた。
塩茹でした栗を炭火で焼いている。
熱くて、ほくほくして、香ばしくて、本当においしかった。
街中の至るところで売っている。
フレッシュチーズ、ケージョ・フレシュコ(Queijo Fresco)。
木綿豆腐みたいにフルフルだが、確かな旨味がある。あっという間に完食。
大抵どこのレストランにもつまみとして置いてある。
宿の近くのパステラリア(軽食屋)で「ケージョ(Queijo:チーズ)」と言ったら出てきた。
セミハードタイプで、これも旨味がたっぷり。
しかも丸ごとをカットして提供してくれて1皿4ユーロ未満。
この写真をインスタグラムにアップしたら、プネ在住ポルトガル人、エルガさんから、
「チーズにはヴィーニョヴェルデ(緑ワイン)でなくヴィーニョティント(赤ワイン)よ」と突っ込みが入った。
ヴィーニョヴェルデは「カザル・ガルシア」というブランドのものがおいしかったので、
宿の冷蔵庫にも常備しておき、炭酸飲料代わりに飲んだりした。
日本でもアマゾンで買える。
ストリートフードの「トシュタ・ミシュタ(Tosta Mista)」はハムとチーズを挟んだホットサンド風サンドイッチ。
挟んだ後、フライパンで焼いていた。
ポルトガルはパンも、どこで食べても香ばしく、とてもおいしい。
念願の「パンデロー(Pão-de-ló)」。言わずと知れたカステラの原型。
パンデローは作るのに手間がかかるのか、なかなかありつけなかった。
これは、おなじみ「パステラリア・スイッサ」の焼きたてパンデロー。絶品。
こちらはリスボン国際空港の自動販売機で見かけた「パンロー」とかいうお菓子。
上記とは似ても似つかなかったが、まあうまかった。
ロシオ広場の有名老舗菓子店「コンフェイタリア」のスイーツセット。
一口サイズのミニスイーツがお皿に並んで3.4ユーロぐらい。
細長いのと丸い黄色いのは、ちょっと変わったお菓子。
卵白に砂糖を加えて固めたものに、砂糖の衣をかけているのが丸い方、
軽く焼いている方が細長い方。
食感やシンプルな味は、どことなく和菓子を思わせた。
コンフェイタリアで、ついに鶏卵そうめん原型と対面。
ほろっとフォークで切れる。
実は博多の鶏卵そうめんは苦手であまり食べたことがない。
地球の歩き方によれば、コンフェイタリアはクリスマスケーキ、
「ボーロ・レイ(Bolo Rei)」(最下段)で有名だそうだ。
番外編は、パステラリアの朝食。
ガイドブックやらスマホやら持参していても、
気軽に食べられるが英語があまり通じないような店で、
自分が本当に食べたい味に出会うのはなかなか難しい。
これはショーケースに並んだものを見て注文して、大正解だったもののひとつ。
泡立てた卵白のメレンゲを焼いたものがパイの上に貼り付けてあり、サクサクしている。
ポルトガル風メロンパンかな。