旅行時間は24時間以上、リスボンからムンバイへは時差と季節をまたぐ大移動
Posted on 12 Nov 2016 23:30 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh
帰りのミュンヘン・ムンバイ便の機内食はとてもおいしく、珍しく完食しました。
※チキンとマカロニチーズ、よく味のついたニンジン、
カマンベールチーズに、フルーツケーキ、Ritter Sportsの一口チョコまで。
11日の深夜に泊まっていた宿「Alegria Center Apartments」をチェックアウトして、リスボン空港で朝まで明かして6時発ドイツ・ミュンヘン行きルフトハンザ航空に乗り込んだ。
ムンバイに到着したのは12日午前零時を回ったところだったので、丸24時間の長旅だった。
リスボン空港での搭乗時は、早朝にも関わらず午前3時半過ぎからかなり人が多く、「Web Summit」関係のラッシュかなと思われた。
帰りの便は、ドイツのフランクフルトではなくミュンヘンを経由、着陸時のアナウンスによると、気温はなんと摂氏2度という。
もう真冬だ。
機内からすでに、ミュンヘンまでと思われる乗客たちが、分厚いコートを着込み始める。
ところで11月はじめのポルトガルの気温は連日、日中は20度近くまで上がり、日なたはとてもポカポカして暑いぐらいだったが、夜はけっこう冷え込み、それでも13〜15度くらいあった。
風が吹かなければ、かなり過ごしやすかった。
また湿度も適度にあり、乾燥した風が吹き荒れる東京の冬などよりも、ずっと気候がよさそうだ。
真冬も路面が凍結するようなことはないだろう。
ミュンヘン国際空港は、林や草原に囲まれ、やはり自然を感じる悠然とした風景の中にある。
それにしてもフランクフルトに並ぶとも劣らない桁違いのサイズ。
しかも乗り換え時間が1時間もなく、出発ターミナルがリスボンからの到着便とは異なるため、かなりあせった。
おまけにデカいだけでオペレーションが緩慢というか、たっぷりスペースが空いているのに出発間近の空港間連絡モノレールに乗らせてもらず列で待たされたり(5分間隔で運行)、出入域管理(ルフトハンザの場合はここがEU外へ出るポイントなので、リスボンでなくミュンヘンで出域スタンプを押してもらわなければならない)は長蛇の列にも関わらず係員が少なく遅々として進まず。
何人かの旅行者が「先に通してくれませんか」と前の方に並んでいる旅行者たちに割り込みを懇願、しかし急いでいるのは皆同じ状況のようで、しまいには「ルフトハンザがこんな(乗り換え時間の短すぎる)チケットを売ったんでしょ、私たちのせいじゃないわ!」係官に怒りをぶつける女性まで。
そうだよね、こういう時こそ、航空会社の人がきちんと誘導してくれないとね。。。
ただし、なぜか保安検査はなかったので、ほっと胸を撫で下ろし、なんとかムンバイ行きゲートに辿り着いてみると、出発が30分遅れとのこと。
おいおい、早く言ってくれよ。
さて、ルフトハンザドイツ航空には、男性客室乗務員と女性客室乗務員が半々ぐらい乗っている。
年齢層も、若そうな人から、かなりのベテラン風まで幅があって、日本やシンガポール、韓国などの東アジアの航空会社のように、「CAは若くてスリムな女性」でなければならないということではないらしい。
これは先月観たトム・ハンクス主演の映画「Sully」(こちらはアメリカの航空会社だが)を観た時にも感じたことだ。
確かにロングフライトには、たまに酔っ払って周囲に迷惑をかけるような人もいるから、若い女性客室乗務員ばかりよりも、屈強そうな男性乗務員も必要だ。
そんなことを考えつつ、仕事をしたり、名もなきアラブの街を上空から眺めたりしていると、あっという間に機体はチャットラパティ・シヴァージー国際空港に向けて降下を始めた。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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