今年も降臨ガネーシャ様、そして本格お祭りシーズンが幕開け!

 

Posted on 05 Sep 2016 23:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

めくるめくガネーシャ・ワールドへようこそ。これまでに集めた珠玉のガネーシャを一挙大公開!



今年は本日、9月5日が「ガネーシャ・チャトゥルティ(Ganesha Chaturthi:गणेश चतुर्थी)」、つまり、象の頭をして幸せそうに丸々と肥った愛らしい姿で、みんなの人気を集めるガネーシャ神が、天上から地上へ降りてくる日にあたる。

この日から10日間、ガネーシャ様は地上のわたしたちのもとに滞在されて、朗らかな時間をともに過ごし、おいしいご馳走を一緒に食べていくと考えられている。

ヒンドゥ教徒たちに限らず、宗教や人種、国籍を超えた人々が、それぞれに趣向を凝らした手製の(またはバザールで調達した)ガネーシャ像を自宅に飾ったり、町内の人々が協力してガネーシャ像を作ったり、またガネーシャを祭る寺院を無数の電飾や花々でひときわ鮮やかに彩ったり、また炊き出しの食事を振る舞ったりする。

わが団地にも昨晩遅くに、住民の寄付を出し合って「お出ましいただいた」大きなガネーシャ像がお目見え、午前中にはプージャ(ガネーシャ様降臨を請うお祈り)が催された。
そして午後10時現在、戸外ではガネーシャ様を迎えたことを喜ぶドラムビートが、力強く響いている。

ガネーシャ様は門出を応援してくれる神様として知られている。
この時期に新しい活動を始めると、何事も最後まで滞りなく、円滑に進むと信じられている。
そこでわたしも今年から、よさそうな先生(以前お目にかかったことのある中華系カナダ人女性)をついに見つけたこともあり、高校生の時に離れて以来だったピアノ(電子ピアノ)を、もう一度習い始める予定だ。
とてもワクワクしている。

そんな「COOL!ガネーシャ祭り2016年」。
まずは、これまで集めたガネーシャ神像、「ザ・ガネーシャ」でお届けしていきたい。
チェケラ。
 


地味なガネーシャですが、色を付けたら...
 


ほら、この通り。
数年前に、アコラの姪っこで、今年ジャパン進出したラーダ(Radha)ちゃんが作った。
ちなみに手に持っているのは、ガネーシャの大好きなお菓子「モダク」。
 


このキュートなガネーシャさんは、アコラのナナンド(義妹)宅のもの。
福岡の母が贈った真珠のネックレスが、いまでも大切に使われている。
 


これはシッダールタさん実家のガネーシャ様。
アニメっぽいお顔がご愛敬。
 


これは別の年の、シッダールタさん自宅の美形ガネーシャ様。
毎年違うガネーシャ様が家にいらっしゃるが、なぜなら最終日には...
 


このように銀のお盆にお乗せして、川に還っていただくためだ。
近年は河川の汚染を防ぐため、泥や粘土で作ったガネーシャ様が増えている。
 


マーケットへ出掛けると、たくさんのガネーシャ様が並んでいて壮観だ。
 


こちらはシンガポールはベンクーレンの、
シュリー・クリシュナン寺院や観音堂付近の通りでお見かけしたガネーシャ様。
シンガポールのみんな、ありがとう(ガネーシャの声)!
 


こちらはタイ・バンコクの伊勢丹前に鎮座する、いかにもタイらしい黄金のガネーシャ様。
バンコクのみんな、愛してるぜ(ガネーシャの声)!
 


番外編。
わたくしめが心を込めて描いたガネーシャ様です。
1枚は実家の母が大切に飾ってくれています。
 

今年はどんなガネーシャ様と出会えるかな?






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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