※7月31日、コラバのインド門(Gateway of India)を見学した時のもの。
この日も潮がけっこう満ちていた。
ムンバイやプネでは豪雨が続き、交通が混乱を極めている。
Mumbai rain: Heavy water logging in city, trains running late, high tide expected - Indian Express
ムンバイとプネを結ぶ高速道路には交通規制が敷かれ、列車の遅れも相次いでいる。
特にムンバイでは、市内各所で道路が冠水し、さらにアラビア海の満潮とも重なり、非常に危険な状態となっているようだ。
インド気象庁(India Methorologiral Department)では今後48時間は、同様の豪雨が予想されるとしており、学校も臨時休校のところが出ている。
ムンバイの潮位表を見ると、この3日間ほどは潮が満ち、かつ強風(最大風速20メートル)に伴って波の高い状態となりそうだ。
Mumbai tide table for the next 7 days - Tide Forecast
ムンバイではこの1週間ほど、非常にまとまった雨が降り続いている。
数日前、福岡から来てくれた友人を空港まで見送りがてら、アラビア海に面したコラバのインド門とタージマハル・ホテルを見学した。
その日は幸いにも、わたしたちが見学する時間になると雨が上がっていたのだが、確かに潮位は高かったように見えた。
今朝のズィー・マラーティー(Zee Marathi)ニュースで、まさにそのインド門からちょっと離れた位置からレポーターが報道している。
映像を見ると、非常に波が高く、いつ周辺が冠水してもおかしくない状態であることが、よく分かる。
ただ、高潮自体はごく普通の自然現象なので、地元の人たちは危険を顧みず、時に大いに楽しんですらいるようだ。
「Mumbai High Tide」を画像検索すると、人々はかなりアクロバティックに波と戯れているようで、驚愕する。
そう、モンスーン季のみに雨を受け取る、わたしたちインド西部に住む者にとって、水の恵みは宝であり、「よい天気ですね」と言えばそれは雨を指すのである。
それでも今回ばかりは命知らずのマネをするような人がいないと祈りたい。