デリーメトロは現在工事中の「フェーズIII」が完成すれば、創業12年以内にあたる2016年までに、早くも世界中で屈指の運行距離と駅数を誇ることになると予想されている。
プレス・トラスト・インディアをはじめとする複数メディアが報じた。
デリーメトロのフェーズIII完成後の駅数は241となり、アジアにおいては、上海、東京、そしてソウルに次ぐ駅数となり、運行距離は330キロとなることから、世界でも有数の大規模ネットワークに成長する。
さらに総距離103キロの「フェーズIV」が完成すれば、その運行距離は、150年以上の歴史を持ち、運行距離延べ402キロ、駅数270のロンドン地下鉄を上回ることになる。
ちなみにデリーメトロは最近、世界18都市のメトロシステムを対象に第三者調査機関によりオンラインで実施された調査において、顧客満足度が世界第2位にランク付けされている。
デリーメトロの場合、空港線の6駅を除いて、デリーメトロ鉄道公社(Delhi Metro Rail Corporation:DMRC)が運行している。