プネ工科大学COEP、衛星の開発と打ち上げ、軌道入りに見事成功

 

Posted on 22 Jun 2016 23:00 in インド科学技術 by Yoko Deshmukh

COEPは、マハーラーシュトラ州随一の名門工科大学です。



昨日、各国から委託を受けた20基の衛星打ち上げに成功した、ISROのPSLVロケットに搭載されていた衛星のひとつ、学術衛星「スワヤム(Swayam)」の軌道入りに成功したことで、この衛星を開発したマハーラーシュトラ州プネの名門工科大学「College of Engineering in Pune(COEP)」の学生チームが湧いている。

With 'Swayam' In Orbit, COEP Takes A Giant Leap In Space

参考記事
ISRO、1台に20基の衛星を搭載したロケット打ち上げと軌道入りに成功

スワヤムは立方体形状をしており、重量は1,000グラム未満の「PICO」と呼ばれる超小型衛星、遠隔地間の通信確保を目的としており、2008年より170人以上の学生が関わり、日夜開発に取り組んできたという。
打ち上げの様子は、同学の学生、卒業生、教職員800人あまりが集まり見守った。

衛星はパッシブ方式を採用、電力を用いないで地球の磁場への誘導と安定化を行う独自の仕組みを考案したとしている。

インド宇宙研究機関(Indian Space Research Organisation:ISRO)は21日朝、アーンドラ・プラデーシュ州シュリハリコタ(Sriharikota)の「サティシュ・ダーワン宇宙センター(Satish Dhawan Space Centre)」から20基の衛星を搭載したロケットの打ち上げに成功した。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments