毎晩、スラムの子供たちに勉学を教えるATMの警備員
Posted on 02 May 2016 23:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh
日本の株価が下がり、円高が進んでいます。教育という最も効率の高い長期投資に、自らの身体を賭して取り組む人もいます。
*The photo from Your Story
ウッタラカンド州デーラードゥンに住む退役軍人で、現在は銀行ATMの警備員として生計を立てている男性は毎晩、スラム街で暮らし、労働や物乞いを強いられる24人のストリート・チルドレンに勉強と規律を教えている。
This retired army man works as a security guard by day and teaches slum children by night
かれこれ16年に渡って、子供たちへの献身を続けるブリジェンドラ(Brijendra)さんは、全国の学校教師はもちろん、同州ガルワール県出身の世界的に有名なフォークシンガー、ナレンドラ・スィン(Narendra Singh Negi)にもインスピレーションを与えている。
ナレンドラ氏は、15万人あまりのフォロワーを誇る自身のフェースブック(Facebook)ページに、故郷の誇りとしてブリジェンドラさんの取り組みを紹介した。
インドを変える力となるのは、このような名もなき市民による地道な努力かもしれないと、ナレンドラ氏は述べている。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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