(昨日の続き。)
シーロンには博物館がいくつかあって、うち最もポピュラーな2か所を訪問した。
1つ目は、メガラヤ州職員をしていた、ある男性の人生を賭したコレクションを収めた「Ever Living Museum」だ。
きれいな2棟の建物に、北東部の暮らしがよくわかる展示物が並べられており、来年早々にはもう1棟増設する見込みという。
個人の収蔵物を集めた博物館と言えば、プネーの「Raja Dinkar Kelkar Museum」を思わせるが、展示物の整理や状態はその比でなくすばらしい。
しかも出口で、「わたしが館長です」とコレクターご本人(Mr. Wah)が登場してうれしい驚きだった。
庭には植物のコレクションも。
(左)カーシ語(ローマ字で表記)と英語。
(右上)葬儀で用いた、ひょうたんをくり抜いて作ったとっくり。
(右下)なぜかソニーのトランジスタラジオやポータブルミュージックプレイヤー。
日本では魚籠(びく)と呼ばれる、漁に用いる竹のカゴ各種。
寒いメガラヤの冬を思わせる衣類や、頭に飾るアクセサリーなど。
鉱物などが展示してある別館では、発掘時の様子ほか、
メガラヤ州の風土が分かる写真が掲示されていた。
別館でMr. Wahの若いころの写真を目にしていたから、
誰だかすぐに分かっちゃった。
インド中の大地や海浜、地中や海中から集めた化石や鉱物も壮観だ。
丘の上にあるので眺望もすばらしい。
入場料は1名100ルピー。
(明日に続く。)
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