(昨日の続き。)
グワハティでの滞在はほぼ仕事に費やしていたので、朝からスタバに通う日々であった。
スタバは2か所利用した。
ホテルから近い「Amalgamated Plantations」店はタタ・ティー(TATA Tea)のビル内に入っている。
ゆったり広くホテルのラウンジのような造りで、日本が好きというバリスタさんがいろいろ話しかけてくれ、居心地よく長居できる。
「TATA Tea」ビル内スタバ。
北東インド限定メニューもある。
ブラフマープートラ川ほとりの「Brahmaputra River Heritage Centre」店は公園内にあるため、利用するにはまず入園料20ルピーを支払う必要がある
河川敷に整備された公園は広く、市民がのんびりできる工夫がところどころに凝らされている。
園内のスピーカーからは、「ブラフマープートラの吟遊詩人(Bard of the Brahmaputra)」と呼ばれたアッサム出身の歌手で音楽家、ブーペン・ハザリカ(Bhupen Hazarika)による唯一無二の歌声が絞った音量で再生されている。
園内のスタバは環境もサービスも一流。
ブラフマープートラ川ではリバークルーズも運行しており、時間帯によってはディナークルーズも体験できるようだ。
公園内にはスタバのほか、ラディソンホテル(Radisson Blue)の出張カフェもある。
なお日曜日だった本日は、アッサム州公務員(Class 3 Workers or Officers)採用試験の当日にあたった。
5,000人の採用枠に50万人が応募するとされる凄まじい競争率のため、カンニング対策と称し行政が朝から市内のモバイルデータ通信を午後5時ごろまでぷっつり切断するという暴力的な行動に出た。
会場の入り口で各自にデバイスを預けさせることもできるはずでは。
むしろ古典的なペーパーによるカンニングが潜行するだけでは。
日曜日だからまだよかったかもしれないが、Uberも運行できなくなるし、WiFiのない小規模店舗ではコード決済もできなくなったろう。
その計り知れない理不尽な不便さと、行政の一声でいまやインフラとなったネット通信を、いとも簡単に遮断できることに、戦慄すらおぼえつつ、これからプネー行きのフライトに搭乗する。
(明日に続く。)
河川敷公園「Brahmaputra River Heritage Centre」内。
グッズは早くもディワーリー仕様になっていた。
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