三井物産がプネーのEKA Mobilityに投資

 

Posted on 22 Jun 2024 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

プネーに関してはEVバスの需要はこれからどんどん伸びていくよね。



プネーのEKA Mobilityが今後12~18か月でインド国内向けEVバスと小型商用EVを生産するため、3番目となる製造施設建設のため、三井物産から20億ルピーの戦略的資金提供を受けたと発表した。

Japan’s Mitsui invests Rs 200 crore in Pune-based EKA Mobility

EKA Mobilityの創業者兼会長であるスディール・メータ(Sudhir Mehta)氏によれば、投資額は設備投資と運転資金に活用され、急速に進化する国内のEV分野でのプレゼンス拡大を目指す。

同社はOEM部門とEV部品製造部門で、総額2,593億8,000万ルピーの政府助成金(PLI)を受けた。
三井物産のほか、オランダのVDLグループと戦略的提携を結び、EVバスと小型商用EVを製造している。

メータ氏はさらに、同社はマッディヤ・プラデーシュ州ピタムプル(Pithampur)で新たな工場用地取得の最終段階にあると説明した。

同氏によると、インドは人口1,000人あたり利用できるバスは1.6台に過ぎず、これはアフリカ市場の1000人あたり6~7台より大幅に少ない。
そうした中、インド政府が公共交通機関のEVモビリティ移行を推進していることを考慮すると、大きな成長の可能性があるとしている。
同社ではすでに、政府からEVバス1,000台と電気小型商用EV5,000台の受注を獲得している。

メータ氏によると、三井物産からの投資は今年から始まり、商用EVや新製品の開発、輸出拠点拡大のための研究開発センターの設立、製造能力の強化、新製品開発の加速、市場リーチの拡大、運転資金に活用された。

なおオランダのVDLとは、子会社でヨーロッパの大手EVバスメーカー、VDL Bus & Coachが、インド市場向けにインドでEVバスを製造するための技術移転で協力する。

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Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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