太陽光エネルギーでコンサートの運営を試みるインディーバンド

 

Posted on 04 Jun 2024 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

クールな雰囲気のバンドだな。



バンガロールを拠点に活動するフォークロックバンド、スワラトマ(Swarathma)が、インド初の試みとして、太陽光発電を活用したコンサートツアーを開催中だ。

Bengaluru band Swarathma’s goes green with a solar-powered concert tour

ベーシスト兼ボーカリスト、ジシュヌ・ダスグプタ(Jishnu Dasgupta)氏などメンバーが中心となって進める。

「太陽光発電で村を照らすことができるのなら、コンサートもできないか、という考えが浮かんだ。1,000人規模の大規模なコンサートでも再生可能エネルギーで運営できることを証明したい。」とダスグプタ氏。

従来のコンサート運営は、長時間にわたって安定した電力が必要なため、ディーゼル発電機に依存している。

「理想的には、太陽光パネルでコンサートに直接電力を供給したいが、現状では可能な限りクリーンなエネルギー源で充電された大型のバッテリーバンクを使用して、コンサート用のサウンドシステムに電力を供給している。初のツアーでは、サウンドシステムへの電力供給を重点としているが、将来的には、照明や映像も含めた拡張を検討している。」同氏は語る。

最新アルバム「Raushan」を引っ提げ、太陽光発電で運営するコンサートツアーは、5月25日にムンバイでスタート、6月1日にバンガロール、その後プネー、ハイダラーバード、インドール、デリー、ジャイプールへ向かう。
その間、1都市を巡るたびに新曲を1曲ずつリリースする予定だ。

この試みを通じて、音楽業界内全体に変化を促すことを最終的な目標としている。

本日最も読まれている記事
インドで人気の日本アニメは、このタイトル Posted on 15 Jun 2023

購入後半年で故障したフォッシルのスマートウォッチを巡る、意外な顛末 Posted on 16 Sep 2019
日本人と顔立ちがよく似た「セブン・シスターズ」北東部の女性、人種差別に立ち上がる Posted on 18 Mar 2017
アスファルトも溶ける!?猛暑のグジャラート州で人を飲み込む道路 Posted on 26 May 2016
インディラ・ガーンディー国際空港ターミナル3の様子、機内食、その他あれこれ:写真編 Posted on 13 Oct 2018


本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments