燃料としての水素濃縮CNGの可能性は

 

Posted on 10 May 2024 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

ジャトロファからはじまり、インドの代替燃料の旅は続きそう。



インド政府は、主に充電インフラの不足により普及が伸び悩んでいるEVと平行して、すでに順調に普及している圧縮天然ガス(CNG)の改良を検討している。

Hydrogen-enriched CNG may come to India soon

道路輸送および高速道路省(Ministry of Road Transport and Highways)は、「HCNG」と呼ばれる水素濃縮CNGを実用化する方向でテストを実施している。
およそ18パーセントの水素が含まれる代替燃料で、エンジンを微調整すればCNGを動力とする車両で使用できる。

CNG燃料は安価に入手でき、環境への負荷が少ない。
現時点では、HCNGの正式な価格は公表されていないが、テストの初期結果ではCNGより一酸化炭素、メタン、THC(総炭化水素排出量)が少ないとされ、今後デリー周辺のバス用燃料としてテストが重ねられる予定。

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Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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