プネーのホテル「AR Suites Fontana Bay」

 

Posted on 09 May 2024 21:00 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh

イレギュラーな仕事を抱え睡眠時間もろくに取れていなかった日々も、ストレスをさほど感じることなく過ごすことができました。



自宅近くのホテルに宿泊するなんていう経験もなかなかできないと思うので、かなり遅くなってしまったがこの機会にレビューを残しておくことにする。
2023年12月末から1週間ほど、インド親族の結婚式を見学するために渡印してきた72歳の母と利用した。



 

部屋は、おそらくかつては1BHKの住宅用フラットだった物件を改築したような造りで、広々とはしていたが、当時1室2名で1泊7,000ルピー弱と決して安くはなかった。
しかし、最初の2日間ほどはハウスキーピングに入ってくれなかったり、インターネットがつながりにくかったり、シャワーから茶色い水が出てきたり、かと思えば温水が出てこなくなったりして、設備面では決して人にすすめられる内容ではなかった。

1点の例外は、朝食のため利用したホテル併設のレストランだ。
テーブルが5~6卓あるぐらいの、決して広くないそこは、ブッフェ形式に並べられた主にイドゥリーやサンバルなどのサウスインディアンや、パラータなどの定番料理を好きな分だけ取ってくるという、何の変哲もないところで、1名の給仕さんがヒマそうに待機していた。

しかし、その予想を裏切り、食事はとてもおいしくて、母も喜んで食べていた。
さらにおもしろいことに、パラータやドーサなどの、いわゆるパン系を母が皿に取ってくると、給仕さんがトンビのごとく飛んできてそれをかっさらっていったかと思えば、たちまち奥のキッチンから焼き立て熱々を持ってきてくれるのであった。
これが毎朝繰り返され、我々はそのたびに大笑いしてしまって、おかげでとてもすがすがしく1日を始めることができた。

シェフはニコリともしない大柄なサルダールジーであったが、料理の減り具合をこまめにチェックに来たついでに、味について毎回尋ねるプロ意識の高い方だった。

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本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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