ケーララ州の「4時のお茶」、そのお供を作り続けるベーカリー

 

Posted on 28 Feb 2024 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

プネーでもすっかりケーキやブラウニーなど西洋のお菓子が楽しめるようになったけれど、この気候に合うのはやはりこの地で育まれてきた味なのかなと今ごろ気づいています。(The image is from The Hindu.)



「The Hindu」を見ていたら、ケーララ州名物というおいしそうなお菓子に関する記事を見かけた。

Mammi Chedathy’s 70-plus food legacy continues to flourish in Kottayam

アチャッパム(achappam)というそうで、クッキーみたいなサクサクした食感と味をしているらしい。
記事で紹介されているのは、コータヤム(Kottayam)の「Mammi Chedathy's Food Products」というお店のもの。



 

ケーララ州では、「ナアルマニ・パラハーラム(naalumani palahaaram)」と呼ばれる「午後4時のお茶」の習慣があり、軽食やセイボリー、スイーツを楽しむ。
このお店は1953年の創業以来、冒頭のアチャッパムをはじめ、チュルットゥ(churuttu)、クザラッパム(kuzhalappam)、チーッパッパム(cheeppappam)、ベットゥ・ケーキ(vettu cake)、マダカサ(madakasa)、アバロース・ポディ(avalose podi)、 ネイヤッパム(neyyappam)、ヴァッタヤッパム(vattayappam)、アヴァル・ヴェライチャトゥ(aval velayichathu)などのお茶のお供を、店内で毎日作って販売している。
お菓子はいずれも小麦粉のほか、米粉、ココナッツ、ゴマ、タピオカを主な原料とするようだ。

現在は創業者の故マリアム・アンソニー(Mariam Anthony)さんの義理の娘にあたる、72歳のカトリーナ・ジョセフ(Kathrina Joseph)さんと、その義理の娘ジョティ・シビ(Jyothi Sibi)さんが切り盛りする。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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